神々の嘆き
「アラフォー領主ですが、引退したいので伝説の姫巫女を教育します。」もよろしくお願いします。
天界の神は、呆れていた。
最近の人間は、我ら神の力を蔑ろにし、全ては自分の力だと思い込んでいる。
自分達が全てを動かし、天変地異までも思いのままとおごっている者すらいるしまだ。
「のう、風の神よ。最近の人間の事をどう思う?」
「今更、人間に何を期待してるんだ。雷の神。わしゃ、もう、とうの昔に見切っておる。」
寝転びながら不貞腐れてる。
風の神の信仰も薄れてるから供物も少ない。
我々は、好きな酒を我慢してる。
「しかし、わからん。縁結びの神の所は、繁盛してるのだろう。」
「あぁ、なんでもばぁわぁすぽっとって言って女子供が通ってるらしい。あっちも大変らしいぞ。やれ、好いた男に女がいる。とか。やれ、自分の思い通りの女をしょももうするとか。女官達がバタバタしておったわ。」
なんたる、悲劇。人間は、我ら神を便利なご意見版か何かと思ってるのか?
つい最近まで、神社は誓いの場であって、神に報告し、感謝するばしょだった。
それが、今は如何だ?
金が欲しいです!
彼女をください。
あいつを貶めたいです!
私利私欲では、ないか!
自分で動かん奴が、何ができるんだ!
それを風の神に話したら「我らも動いておらんであろう。」と言われた。
ぐぅ、と声を漏らす。
確かに我らも人間頼みだ。
しかし、
「わしらが動けば、ちっとは人間は変わるのだろいか?」そんな思いが喉から伝い声になっていた。




