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俺と幼馴染の青春日和  作者: 赤助
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第三十六話 新役員歓迎会

「不束者ですが、どうぞ、よろしくお願いします!」


柊さんが生徒会メンバーに深く頭を下げた。

俺が美術室から柊さんを連れてきたのだ。


「いえいえ、心強いです!こちらこそ、よろしくお願いします!」


会長は生徒会広報が見つかって本当に嬉しそうだった。


「一年生役員同士、仲良くしよっ!」

「は、はい!」

「今度、絵を見せてよ」

「よ、喜んで!」


天音と由奈も仲良く接している。


‥‥これなら、いい生徒会になるな。


俺はそう確信した。いや、せざるを得なかった。それほどまでに、アットホームな雰囲気なのだ。


「じゃあ早速、広報の仕事を教えましょうか」

「よろしくお願いします!」

「そんなに畏まらなくてもいいですよ。肩の力を抜いて、リラックスしてください」

「は、はい!」


会長が凄まじい手際で仕事を教える。柊さんも、会長が言ったことのメモをとっている。

これなら、仕事の心配は無さそうだな。



「‥‥はい。ここまでが広報の仕事となります」

「丁寧に教えていただき、ありがとうございました!」

「いえいえ、当然のことをしたまでですよ」


30分程経過し、会長による広報の指導が終わった。


‥‥ん?そういや天音と由奈が居ないぞ?


そんな時、生徒会室の扉が勢いよく開いた。


「新しい役員も入ったことだし、歓迎会と洒落込みましょうか!」

「お菓子たっくさん買ってきたよ!」


‥‥こいつら、絶対お菓子食いたいだけだろ。


「なら、紅茶を淹れ直しましょうか。‥‥そうだ、一つ、ティーカップが余っていた筈です。柊さんはそれを使ってくださいね」

「ありがとうございますっ」



会長が紅茶を淹れ、全員で乾杯をする。


「「「乾杯!」」」

「か、乾杯‥‥」


柊さんが空気に置いてかれている。


「今日は莉実ちゃんの歓迎会なんだよっ!楽しんで!」

「そうそう。私達だけじゃなくて、莉実ちゃんも生徒会の一員なんだから!」

「っ!りっ莉実ちゃん!?」


柊さんが恥ずかしそうに頬を紅潮させる。


なにはともあれ、このメンバーなら仲良くやっていけそうだな。


俺は静かに微笑むのだった。

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