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俺と幼馴染の青春日和  作者: 赤助
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第十三話 後輩との昼休み

昼休みになり、クラスメイトは食堂に向かったり、弁当を食べたりとそれぞれが個々の食事を始める。

いつもは学食か購買で済ませてる俺も、今日は由奈が作ってくれる弁当があるので、軽やかな足取りで約束した屋上へと向かった。 


「あ、せんぱーい!」

『こっちこっち』と言わんばかりに由奈が俺を招いている。


「悪い、ちょっと遅れた」

「別に大して遅れてませんよっ!もう、唯人先輩は律儀なんだからっ!」

そう言って由奈が俺の頬をつんつんと突いてきた。

恥ずかしい。

別に屋上には人がいない筈だが、なんか視線を感じるような‥‥‥。

ま、いっか。

今は由奈の弁当を楽しむとしよう。


「今日は先輩の好きな物ばっかり作ってきたんですよー!」

由奈が弁当箱の蓋を開けると、中には彩りの豊かな惣菜が詰まっていた。とても華やかな見た目の弁当に、どんどん食欲が湧いてくる。


「先輩、中学の時から唐揚げ好きでしたよねっ!」

そう言って由奈は箸で唐揚げを掴むと、俺の口元に運んできた。

「好きだけど‥‥って!自分で食べれるから!」

「もうっ!そんなこと言わずに、はい、あ〜ん!」

「あ、あ〜んっ!」


うん、めちゃくちゃ美味しい。

由奈は中学時代から料理上手だ。

一流のレストランで由奈の料理が出されても何も疑わずに味わってしまうレベルに。

でもそれ以上に、今の俺には照れが勝っていた。

俺の頬がみるみる紅潮する。


「あれ?もしかして先輩、照れてるんですかー?可愛いなぁー!」


だってこんな美少女の後輩に『あ〜ん』なんかされたら誰だって照れるだろ!

こんな調子で、俺は由奈の弁当に舌鼓を打ちつつ、談笑を楽しんだ。


弁当を平らげ、由奈が弁当箱に蓋をすると同時に、俺は例の件について尋ねた。


「由奈、お前の兄ちゃんの件、一年生にまで広まってたりするか?」


「まあ、はい。でも不良が私の兄だとは皆んな 知らないみたいです」


「悪いな。なんか俺の友達が話しちゃったみたいで、だいぶ脚色されてたけど」


「ふふっ!先輩はアッパーカット出来ますもんね!あと、私は大丈夫です。お兄ちゃん、前にも言ったように一生懸命になると度が過ぎてしまうので、今までにもこんなことが沢山ありましたから」


「お前も大変だな」


「でもお兄ちゃん、根は凄く優しいんですよ!毎年、私の誕生日になるとどんな用事があろうと私の誕生日を祝うことが最優先だっていって、おっきいケーキを買ってきてくれるんです!」


「俺もあいつの根がいい奴だって、気づいたよ。ジョセフ、仲間想いだもんな」


「ジョセフ?誰のことです?」

「すまん忘れてくれ」


そんなこんなで俺達は屋上を後にし、教室に戻った。



「唯人酷いぜ!親友が折角、御所望の焼きそばパンを買ってきてやったのによー!」


そういやそんな約束してたな。

ごめん、俺はさっき、美少女(ゆな)の弁当を堪能したばかりなんだ。


「もう飯は食ってきたけど、有り難く貰っとくよ」

「おう、そうしとけ」


俺は蓮から焼きそばパンを受け取ると、パンが潰れないように丁寧にカバンの中へ入れた。


「そういえば唯人、さっきから如月ちゃんあそこに立ってるけど、お前に用があるんじゃねぇか?」


俺が蓮の指す方向に視線を向けると、そこには邪悪なオーラを醸し出している天音が立っていた。


俺、なんかやっちゃいました?

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