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脳がきっとおかしいんだと思う
わたしは永遠という言葉を使った。それが永遠のこころを動かした。彼女には永遠という名前と一緒に、永遠の感覚が幼いころから染みついていたからだ。自分を信じる時、永遠もまた一緒に信じられるのだった。反対に永遠に想いをはせる時、自分を信じることができた。急になぜこんなところに自分で自分を閉じ込めているのか、彼女はそう思った。
「わたし、いつもみんなに嫌われてるの。脳がきっとおかしいんだと思う。それでもいいの?」
「いいよ!」とわたしたちはいう。壁を乗り越える勢いがある。
赤い施錠がが開かれて青く扉が開く。わたしたちはそこで出会った。
「はじめまして」「はじめまして」「はじめまして」とわたしたちはそれぞれいう。
「もう授業始まってるよ! 急がないと」と橋子がいう。
「わたしの名前は水木永遠!」
「あ、明日の昼、と、図書準備室に、来てね!」わたしたちはそれぞれの教室に向かう。走る。良かったとわたしは思う。
「お弁当にみっつミニトマトを入れるあなたとわたしたちが食べるぶん」とわたしは詠う。




