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第0邪 最後の一撃。

アナザー100 ラストキングダム城


邪龍と勇者達が死闘を始めてから10日間、勇者達は疲労し何人かは膝をついている。

邪龍はまだ体力も余裕がある。


『中々楽しめた。だが同時に残念だと思う。このような闘いが二度と出来ないのだからな。』


「くっ・・・」


「なにか手はないのかよ・・・・」


「恨むぞ・・・力が無い己自身を・・・」


悔しさで涙を流す者、絶望する者、自身の力の無さを恨む者。

その姿を見て勇者は何かを覚悟し邪龍の前に立つ。


『さあ名残惜しが最後だ。我が炎を受けよ。』


「皆。あとは頼むよ。」


「勇者様!?」


邪龍が炎を吐くと同時に勇者は自身の体に光を纏わせ突撃する。光は邪龍の炎を掻き消しそして勇者は邪龍の口の中に入る。


「邪龍!これが俺の最後の一撃だ!」


勇者は自身の胸に腕を突っ込みそして光に包まれた心臓を取り出す。そして心臓を潰すと飛び出た光輝く血が邪龍の体内で爆発する。


『グッガ・・・!?』


邪龍の体が光に包まれ光の粒子となり邪龍は消滅し

その光景を見た勇者パーティーは涙を流す。

勇者は己の心臓に宿る光の力を使う為に自害し邪龍を消滅させたのだ。

10日間の戦いは終わり世界は平和になったのだ。

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