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理性の喪失
それは突然訪れた。
狂った様に叩かれるドア。顔面蒼白な男は今にも蹴破る勢いである。
「頼む! 早く開けてくれ! 奴がもうすぐそこまで来てる! 助けてくれ! 俺を今すぐ中に入れろ! ヤバイ、もう顔を覗かせてる!」
「だが今お前を中に入れる訳にはいかない」
「貴様! 俺を見捨てる気か! ヒッ! アアァ……」
ついに力なく崩れ落ちる男。その時。
水音と共にドアが開き、相手は漂う異臭に渋面した。
「てめぇでパンツ洗えよ」
時既に、脱糞。
たまにはいいだろう!
こんなガキ臭い内容でも!!ww。