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オタクの僕に恋愛させようとするのが間違いである。  作者: 3ri
第2章 知られてしまったもの。
6/13

ジャガイモの悪あがきなんですって。

ジャガイモ=筆者

 ……………なんだろう。

 最近、やたらと女の子との絡みが激増した気がする。

 引きこもりなんだぜ?僕。

 最も女の子と絡みがないはずのこの属性の僕が、ここ数ヶ月の生活を振り返ったら、女の子と一緒にいる毎日ばかり。


 しかも、嫌いなはずの同級生、2人も仲良くなってしまっている。


 これは事件だ。事故なんかじゃない。

 犯人は……………



 何やってんだよ。サスペンス系なんて書くどころか見たこともないくせに。おいジャガイモ、しっかりしてくれよ……








「10月……か。」


 10月、初頭に訪れる3連休。

 まあ僕は毎日が連休だけどね!!!


 アニメも見尽くしちゃったし、ラノベも気になるもんは全部買って読んじまったし、はぁ。やることがない……………


 日常に刺激が欲しい……


 どこかに5000兆円でも落ちてねえかなーーーー。

 いきなりアドゴニー・□□でも来ねえかなーーー。

 妹が発情して来ねえかなーーーーー。

 妹だけじゃなくて要家姉妹2人で欲情して来ねえかなーーーー。

 それとも葵が来るのかなーーーー。


 要家姉妹は身長が姉は162、妹に至っては169だ。

 デカいよね。こいつら。

 縦にも横にも(姉はそうでもないけど)、ひたすら凹凸のある身体してるんだよな。妹、小6だぜ?年齢詐称疑惑だろこんなの。


 うちの妹は155センチだ。で、凹凸もないわけじゃない……が……


 胸のサイズ知らねえなぁ……




 やばい。気になってきた。僕は気になると止まらねえんだよ…………まあでもあのブラコンなら教えてくれるかな…



 よし、呼んでみよう。



 部屋から出ようとした瞬間、突然部屋のドアが開いた。

 僕の頭にダイレクトアタック。


「いてぇっ!!」

「ゆ、ゆーにぃ、大丈夫……?」


 この声は…まさしく……!!

 我が妹、悠花!!


「大丈夫だ……、まあ、部屋に入れよ」

「ゆーにぃから誘ってくれるなんて………えへへ…」


 すげえ嬉しそうな顔しとる。


「単刀直入に言おう、胸のサイズを教えてくれ」

「…………………86?」

「数値で言われてもわからねえからアルファベットで言ってくれ!!!」


 数字ではあっさりと言ってくれたね。うん。


 そう言ったあと、物凄く悠花が僕をじーーっと見つめてくる。


「な、なんだよ……」

「……ゆーにぃなら、今のでわかると思ったんだけどなぁ…」


 ……?

 僕は今妹が何をしていたのか振り返ろう。


 物凄く悠花がじーーっと見つめてきた。


 悠花がじーーっと見つめてきた。


 じーーっと見つめてきた。


 じーーっと。


 じー。



「……………おー………………グレイトゥ…」

「わかってくれた…のかな…??」

「触らせてくれ」

「いきなりそうなる!?!?……ゆーにぃなら、いいけど……」


 かなり照れている。こういうのには慣れていないのかな…


「服の中に……手、突っ込んでいいか…?」

「いちいち聞かなくて……いいから…っ」

「じゃあ遠慮なく」


 そうして僕はオタクには触れられない領域(偏見)に手を差し伸べる。


 ふにゅり。


 やわい。


 クセになる。いいね。これ。


「んんんっ………あっ……」


 さっきからやたらとエロい声が妹さんから聞こえる。


「…大丈夫……?」

「もっと……」


 こいつ自分から触られることを志望してきやがる。エロい。


「そういや、ひとつ気になったんだが……ブラ、つけてないのか…?」

「つけてない……締め付けられるの、嫌だから……」

「それって合うものがないだけじゃ……」

「……うぅ……」


 図星だったようだ。

 まあでかくなると探しづらいとは聞くが、男の僕にはわからない。そしてわからなくてもいい。


 と、触りながら言うんだからおっぱい星人と言われてももう仕方ないよね。


 そう心の中で唱えること1分。

 妹さんを見てみると、もはや意識が飛びそうな表情でこちらを見つめてきていた。


「だ、大丈夫か!?!?」

「ゆ、ゆーにぃ…が、さわるの、じょうずだから……っ」

「……胸で他人よりも感じやすい?」


 彼女はこくりと、首を縦に振った。


「……エロいな」

「……えへへっ」


 なんでこいつは照れているんだろうか。

 普通なら恥ずかしがる場所じゃないのか…?


 まあこれ以上は兄妹だししない。

 もしも全てを見たいのなら他の小説に行こうぜ。


 そのうち僕も行くから。


「ゆーにぃ……」

「ん?どうした?」

「ここで、おな」

「ダメだ!!!僕が抑えきれなくなる!!!」

「えぇ、いいじゃぁん………」

「ダメだっての!!!!兄妹でそんなことしていいのは官能小説とエロ漫画だけです!!!」

「かんのーしょうせつに、しちゃお……?」

「僕だってしたいけどクソジャガイモが年齢制限をかけないから出来ないんだよ!!!!」

「使えない筆者だね…………」


 そのうち番外編でも書いちゃいます?(筆者)


「ゆーにぃ」

「なんだ?」

「すぅきっ!!」


 そう言うと、悠花は僕の唇に自分の唇を当てつけた。


「……素直な、きもち…」

「兄妹じゃなかったら、な………」

「なんだか、兄妹って残念だね……」


 僕もそう思う。

 俺もそう思う。(筆者)






 今日のお相手は妹の悠花でした。

 また触りたいね。

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