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首無しライダーとオカルト学園  作者: 亜莉守
リクエスト編
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第五十八話


LAN武様・レフェル様 感想ありがとうございます。


自覚した後って普段通りに接せれなくなりますよね?


「はーい」


つぐみが扉を開けると黒いつんつん髪のルビー色の吊り目の少年が立っていた。

少年はつぐみの方も見ずに大声で叫ぶ。


「えっとだ「木原明也はいるか? 居るなら出てきてくれ」

「ちょっと、急に何かな! 名乗るのが礼儀ってものだよ!」


少年はようやくつぐみが居ることに気がついた。


「小学生? 明奈の妹かなにかか?」

「あたしそんなにちっちゃくないよ!ちっちゃくないよ!」


全力で否定するつぐみ、その声に反応して龍星がやって来た。


「おーい、つぐみー?」

「お兄ちゃん!」


龍星を見て少年は驚く。


「(でかっ)木原明也はいるか?」

「誰だ?」


ぶしつけで失礼な少年に龍星はにらみを利かせた。


「・・・っ、俺は功刀(くぬぎ)拓麻(たくま) 明也とは同郷だ」


迫力に負けて真面目に返事をする少年こと拓麻。


「明也と知り合いか。悪いな明也は行方不明だ」

「は?」

「萌生がショッピングに連れ出したよ!」


今の今まで黙っていた琉生瀬が口を挟んだ。ようやく見知った顔を見つけて若干ほっとしつつ新たに得た情報に顔をしかめた。


「萌生の奴・・・・琉生瀬、弥生さんから伝言を預かって来た」

「え?何て?」

「明也に敵の本拠地への殴り込みをやってきてほしいと」

「ああ、なるほど。でも急ぎの用事なの?」


急ぐのならば明也の携帯に連絡を入れるべきなのだが拓麻の返答は違った。


「そこまで急いでいる様子はないがまあ急ぐに越したことは無いんだよ」

「敵?一体何のことだ?」

「ああ、町の奴以外は知らんよな」


町で起こっている魔族の侵略騒動について拓麻が簡単に説明した。


「えええ?!そんな凄いことが起こってるの?」

「まあ、前々回は弥生さん、前回は明也が居たし。今回は弥生さんと奈都さんが居るからいいんだけどな。でも弥生さんや奈都さんに知憐さん、鈴さんみんな早期解決考えててそれで明也が手伝ってくれるなら手伝ってほしいってわけ」

「というより本拠地何処にあるんだ?」

「魔界」


さらりと出てきた単語に一同は驚いた。


「「「??!!」」」


                      ◎


アイス屋


「ほかげー」

「あ、おかえ・・・り」


事情聴取などは明奈に任せて銀とくみは先に戻れることになった。

銀の顔を見て顔が少し赤くなるほかげ、銀は気がついておらず首をかしげた。


「どうしたの急に?」

「な、なんでもない!」

「う、うん・・・・そう?」


ほかげの気迫でちょっと押された銀だった。


                      ◎


場内アナウンスで事情を知った武晴、あまり驚きもせずにぽつりとつぶやいた。


「何だったんだか」

「そこで平然としていられる方が不思議ですよ?」


学園に通う生徒たちの図太さを舐めてはいけない。


「ま、いいか。行くぞ」

「あ、はい!」


逸れないようにと武晴は碧の手を引き店内を進んでいく。

武晴には見えていないが碧の顔は真っ赤になっていた。




「明也!次はあれ見にいこ!」

「はいはい」


相変わらず引きずり回される明也だった。


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