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首無しライダーとオカルト学園  作者: 亜莉守
リクエスト編
57/83

第五十四問


LAN武様 感想ありがとうございます。


えー、説明忘れましたが今回の章は月光閃火様からのリクエストをベースに作っております。リクエストありましたらお気軽にどぞ



「・・・・・・(考えてみたら)」


龍星さんには芹香さん、明也にはその幼馴染・・・・意外にカップル率高いな。

さらに言うなら弥生と奈都、時計屋と黄泉の女王?もしくはルシェ、銀にはほかげなどなど武晴が知らないところでも(カップルもカップル未満も含めると)かなり居たりする。


「独り身って俺くらいか・・・・・」


いや、鍵斗やつぐみに深紅などなど普通に独り身は大勢いるぞ?


「・・・・たまには一人もいいか」


そうつぶやいた武晴は一人街中を歩き出した。


                     ◎


「(ばれないよね。大丈夫だよね)」


少女は周囲を挙動不審に見渡しながら前へと進む。

するとそこできついビル風が吹く、すると彼女の帽子が飛んで行ってしまう。慌てて捕まえたが彼女の顔を見た誰かが呟く。


「葵ちゃん・・・・・」


その声に周囲の人々が口々に言いだす。


「え?葵って、アイドルの?」

「本物?」

「本当だ!」


少女を携帯カメラで撮るような失礼な人まであらわれだす。

少女の顔が見る見る間に血の気が引いて青くなる。


「(やば、見つかった?!)」


少女が逃げ出した。人々が彼女を追いかけだす。


「(誰か、助けて!!)」


                      ◎


一方その頃、明也と萌生の二人が街頭に置かれているテレビに映る一人の少女の写真を見ていた。

萌生が明也の腕に抱きついており周囲から見れば羨ましい光景なのだが本人たちからしてみればいつものことなので全く気にしていない。


「あ、葵ちゃんだ」

「葵って・・・ああ、あの売出し中歌手のこんな顔してたんだ」


彼らが話す葵とは最近売り出し中の歌手なのだが、彼女は顔を出さない言わば覆面歌手?のようなものなのだ。ただ変質的なファンも多く、彼女の写真を狙って多くのカメラマンが様々な場所を張り込んで写真を撮ろうとしていた。なのだが偶然彼女の写真を撮った誰かがネットで流した。

そのことがニュースとなって大騒ぎとなっているのだ。


「葵ちゃんも可哀そうだよねー、写真撮られたせいで学校にも行けないらしいよ」

「うえーマジか」

「撮った人も人だよね。迷惑になるってわからないのかなぁ」

「だな。出かけるのも大変だろうな。変装してたりして」

「まっさかーそんな分かりやすいことやらないよ」


                      ◎


「(うぇぇぇん)」


その分かりやすいことをやっていたのが 新人歌手、葵こと保坂(あおい)だった。

追いかけている人間の人数は先ほどよりも増している。

全速力で逃げる彼女だったが誰かにぶつかってしまう。


「きゃっ」

「おわっ」


ぶつかった少年は武晴だった。突然ぶつかって来た彼女に驚いている。


「大丈夫か?」

「は、はい・・・・いたたた」


彼女を助け起こすために手を伸ばそうと思い、ちょっと手を伸ばした武晴が彼女の後ろを見てぎょっとした。


「「「「あおいちゃ―――――――ん」」」」」


かなりの人数が追いかけているのだ。


「う、わぁぁぁぁ」

「きゃっ」


思わず碧を抱えて武晴は逃げ出した。






「今日も平和だな」

「そうだね」

「ひろーい!」

「おっきーよ」

「すごーい!」


銀とほかげと三人娘は買い物へと出かけていた。

場所は近所のショッピングモールである。


「銀、悪いな 買い物に付き合わせて」

「いいよ。荷物持ちぐらいいるでしょ?」

「助かる。俺一人で持ち歩けるかわからない量になっていたからな」


ずらーと並んだ買い物リストを眺めるほかげ、かなりの物を買う予定らしい。


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