第五十二問
一夜様・LAN武様・レフェル様・月光閃火様 感想ありがとうございます。
期末編ラストです。
「はーい、それじゃあテスト返却するよー」
明奈のクラスでテスト返しが行われていた。全員に今回の結果が一枚の紙に纏められて配られる。
ざわざわとざわつく教室内
「はい、全員に渡ったね。今回の赤点は全科目39点未満だよ」
「「「はぁっ?!」」」
クラスの大半から声が上がる。
黙っているのは時計屋たちの一角やクラスの中でも秀才と呼ばれる人々だけだった。
「はい、今声あげた人は補習だよね。今の今までは見逃していたんだけどねー・・・テストは、ちゃんと受けないとだめだよ?」
明奈の絶対零度が教室へと吹き荒れる。明奈は毎度毎度かなり我慢していたらしい。
「「「ひぃっ」」」
「あ、ちなみにだけどね。守岡先生に補習を頼んでいるから」
クラス中の血の気が引いて真っ青になる。守岡先生、通称モリセンの補習は地獄の補習として恐れられているからだ。
「んじゃ、補習のない子たちはこれで終了だよ♪」
ある意味死刑宣告のようなものではないか?
ちなみにこの学園、定期テストが終了すると授業は無くなり補習と実技授業だけになる。
つまりは補習のない生徒はほとんど学校に来なくて済むのだ。
◎
「時計屋、テストどうだった?」
明奈が出て行ったあと、辰也が隣の時計屋に声を掛ける。
「え?まあまあ取ったよ。辰也は大丈夫?」
「おうっ、俺史上最高点!赤点もきっちり回避できたぜ♪」
話している二人のもとに銀が寄って来た。
「二人ともテストどうだった?」
「どっちも大丈夫だよ。銀君は?」
「僕は普通に平気、それにしても赤点引き上げただけでここまで補習の人ふえるんだ」
絶望に打ちひしがれているクラスメイトを見て銀が呟く。
「つか、俺初めて補習なしなんだけど」
「あ、そう言えばそうだね。ぱぁっと遊びに行く?」
「・・・・僕はちょっと遠慮してもいいかな?」
銀の発言であ、と気がついたのは時計屋の方だった。
「もしかしてほかげさん?」
「ま、まあね。まだ本調子じゃないみたいで」
「んじゃ、アピール頑張れよ」
「わーらーわーなーいーでーっ!!」
さて、こちらの恋はどうなることやら。
◎
一年、明也たちのクラスはと言えば・・・・
「明也、何点取った?」
「普通だぜ?」
「見してくれるか?」
「ほい」
明也の点数は軒並み百点、実技科目だった体育を除けはほぼ全部好成績だ。
「・・・・・やっぱりとは思っていたがここまでとは」
「?」
帰り道、今日も武晴は遊びに来るらしい。一緒に帰っていた。
「おーい、明也 武晴」
「あ、鍵斗君 やほ、テスト何点だった?」
「おう、見てみ」
鍵斗が自慢げにテスト結果を見せる。
「お、すごいな。科学と英語満点か」
科学はもともとなのだが、英語はコンピュータをいじるために上達していったのだ。
「すごいなー」
「・・・・明也、お前さんの点数は何点や?」
「え?普通だぜ」
「全科目満点を普通というありえない奴がここに居るからな」
「やっぱなぁ。ウチのクラスでも話題になっとったで、全科目満点の天才が出たって」
◎
ちなみに・・・・・
「わぁ、悠悟君ちゃんとできたね♪」
「ありがとうございます。芹香さんのおかげですよ」
悠悟は国語で70点をマークして。
「銀!時計屋!辰也!見てくれ!」
「こんな点数始めてよ!」
恢と瀬里奈の二人が実戦のテストで自己ベストを取り。
「あ、明也くん聞いて聞いて!」
「凄いで」
つぐみと深紅がそれぞれ自己ベストの点数を叩きだした。




