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第三十五問


LAN武様 感想ありがとうございます。


・・・・芹香さんのキャラぶっ壊して申し訳ございません。

新キャラも出ます。


一方百鬼荘キッチン


「わわっ、カラス?!」

「何でキッチンなんかに?」


飛び込んできたカラスは一目散に棚へと飛んで行き、足で器用に紅茶を淹れだす。


「おおっ、器用だな」

「やなぁ、ところでなんやけど」

「ん?」

「あのマグとソーサーにポット、明奈のとちゃう?」


使っていたのは明奈お気に入りのソーサーにマグだった。

ちなみに一回だけ気がつかなかった龍星がコーヒー淹れるのに使ってめちゃくちゃ怒られた。


「あああっ、本当だ。止め・・・・芹香?」

「うにゃ?!ななななにかな?」

「・・・・あれ、食べるなよ」

「にゃにを言うのかなリュウくんは、食べるわけないよ」

「微妙に説得力が無いんやけど」


否定はしつつも何処までも目で追っている芹香だった。


「それにしても上手いな、あのカラス」


その呟きが漏れたころ、無事に紅茶を淹れることに成功したカラス


「・・・・・(びしっ!」

《出来たか、主が待ちかねてるぞ》

「・・・・(むふー」

《なるほど、ご苦労だったな》


ガーゴイルには言葉が分かるらしい、ガーゴイルはポットとマグにソーサーの乗ったお盆を器用に銜えて水平を保つ。その後ろをカラスもついて飛んで行った。


「・・・・・何やったんやろ」

「さあ?」

「もう我慢できないんだよ!!」


猫の本性丸出してカラスに飛び掛かっていく芹香、ぱくっと口にくわえることに成功した。


『うわぁぁぁぁぁ』


途端に明奈の悲鳴がリビングの方から聞こえだす。


「明奈?!」

「明奈ちゃん?!」

「はひははん?」


三人は慌てて向かったのだが、芹香はカラスを銜えたままだ。


「うにゃぁ?!くすぐっ、わっぁやめっ」


未だに身悶えする明奈、つぐみは急になったことに驚いていたが


「なっちゃんだ・・って芹ちゃん?!それ離して!お願いだから」


事の元凶に気がついて、慌ててカラスを開放するように頼む。


「むぅ・・・・はい」

「・・・・・(ばたばた」


カラスは明奈の影へ逃げ帰った。


                        ◎


ソファーに明奈がぐったりとしている。先ほどのダメージがまだ残っているようだ。


「うぅっ、何事も楽しようとしちゃダメって事かなぁ・・・・」

「だ、大丈夫?!なっちゃん?」


そこに誰かが下りてくる音がした。


「何かさっき姉ちゃんの悲鳴聞こえたんだけど大丈夫?」

「「「「・・・・・・」」」」

「本当に大丈夫?」


全員がほぼあさっての方向を向いたので本気で心配する明也だった。


                        ◎


百鬼荘前、そこに伸びをする一人の・・・少女?が居た。

服装が男ものなので分かりにくい。


「はぁ・・・やぁっとここまで来たー・・・・居ないんだろうなー、でもいいか明也くん居るだろうし」


やれやれと頭を振りつつ、彼女は百鬼荘のインターホンを押した。


                        ◎


所変わって魔界にある「黄泉の女王」の城

迷惑かけた詫びにとお茶会に誘われたのだ。


「ふふっそれでしてねー」

「と言うより、アーサーの奴またそんなことやったの?」


すっかり思い出話に花を咲かせる二人を見ながら辰也が一言。


「会話に着いていけない」

「同じく」

「まあ、久しぶりの再会ですから」

「妙に桃色空間なのは気のせいか?」


何故だが砂糖は吐きそうもないが若干甘い空間が出来ているような感じがする。


「・・・それは女王が一方的にやってることなのでレヴィロットは気がついていませんよ」

「ああ、だから一方的な感じに思えるんだねー」



福西悠悟君、若干設定変更しました。

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