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ゼロの軌跡(白の系譜)  作者: リィズ・ブランディシュカ
第7章 Aの魔導書

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第1話 新しい朝



 大切な人がいなくなったとしても、世界は何も変わらない。


 当たり前のように朝が来て、夜が来て、他の人は起きたり、眠ったり。


 心を壊すような一大事なんて、その人とその人の周り以外には、意外と影響しないもの。


 だから、世界はいつも平和だった。


 平和でいられた。


 一人の心の痛みなんて平等に目を向けていたら、世界はきっともたないだろう。


 人に寄り添うって心を痛める事は美徳だけれど、それでは世界はもたないだろう。


 だから、他の人を薄情だと罵るのは間違いだ。


 心のない人間だと断じるのはおかしな事だろう。



 けれど。


 それでも。


 私はそんな当たり前の世界が、どうしようもなく嫌だ。


 エリオが、あのエリオがいなくなったのに。


 変わらずにやってくる平和な日々が嫌いだ。



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