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OVER CLOCK -始まりの物語-  作者: ヘンリード
1章 あたし達の生き抜くという意思
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1話「ヒカリ」

初投稿の駄文製作者です。

不定期で投稿していきます。

世界って何が起きるか分からないもんだ

たまたま道に100円が落ちてて拾ってラッキーと思う事もあれば石につまづいて急に転んじまうこともある

そんな些細な現象だったんだろうな

あの”光”も

これはあの光によって人生が大きく揺れ動いたあたしの物語だ


〜始まりの物語〜



笹音「ふぁ〜今日も学校行くとしますかね」

あたしの名前は空割笹音

高校2年生だ

季節はけったくさい暑さも過ぎ去り始め涼しくなってきている。

あたしはいつも待ち合わせして登校している2人に会った。

笹音「よぉ!待ったか?」

燐「いいや、今来たとこ」

大和「笹音来たし、移動開始スっか」

この2人は小学校からのつるみの酒井鱗と大島大和、2人ともあたしの大切な親友だ

笹音「おうおう暗い顔してんな鱗く〜ん、そんなにあたしとの登校が嫌だったか?」

大和「特段変わったとこある?常にこんな顔じゃん」

燐「はいはい常に暗い顔で悪かったね、お前らも知ってるだろ?連続失踪事件。」

大和「あれだろ?若い子ばっか狙って攫ってるやつ」

そう、あたし達の街では最近若いやつを狙った誘拐事件が多発している

燐「何でも昨日、隣のクラスのやつが被害にあったって話だ」

笹音「まじ?そんな身近な話になってきたのか?」

大和「はぁー、どこも大変だねぇ。」

そんな感じの話をしながらあたしらは毎日一緒にいた。

これが2週間くらい前の話だ。

今となってはアイツらも攫われちまって行方不明だ。

探しはしたが警察に見つかれねぇもんはどうしようもない。

退屈な授業を頬杖かきながら流し聞きしてた時、ふと窓を見たんだ。

突然だった。

その時窓の外が光に包まれた。

今まで見た事ないような暖かな光だった。

笹音「眩しっ」

あたしは目を閉じた

光が無くなったと同時私は目を開けた

先生「今のは……なんだったんだ……?」

あたしもみんなも困惑していた

すると嫌なことが起きちまうんだ

クラスメイト1「うわっなんか手から出てきた!!!」

そういう奴の手からは炎が出ていた

クラスメイト2「なんか火出てるじゃん、お前こんなこと出来たんだな〜」

そいつがその炎に触れた瞬間

憐れな男はたちまち火に包まれてしまった。

誰かは悲鳴を上げた

誰かは狼狽えた

誰かは目を逸らした

クラスメイト2「ガァァァァァ!!熱い!熱い!!!」

クラスメイト1「米倉!違う!ごめん!この火が止まらなくて!」

クラスはどよめきで染まった。

笹音「なんなんだよ…これ…」

ドン…… ズシン……

外から聞いた事のない重低音が響く。

ふと窓の外を見るとRPGやラノベでしか見た事ないような生き物がいた。

ゴーレム、ゴブリン、ドラゴン、まぁなんとメジャーなことだ事

そんなヤツらが街を破壊していた。

笹音「(なんだよ…これ…)」

クラスメイト1「アァァァァ!!!アアアアアアアア!!!!!!!」

少し目を離した隙に炎を出した少年もその炎に触れてしまったようだ。

その時隣のクラスからビームのような物が目の前を通った。

あたしは奇跡的に助かった。

けど目の前では多くの同級生が飲み込まれて、後にはその人達であろう肉塊だけが残った。

ドクンドクンドクン

心臓の鼓動が速まる

笹音「…ッア,カヒュ…」

呼吸もままならない

そりゃあそうだ。目の前で知人が何人も死んだんだから

学校中が阿鼻叫喚に染まる

笹音「(ここから逃げなきゃ…! じゃないとあたしも死んじゃう…!)」

廊下は何が起こるか分からないから怖い

ここは2階…

選択肢は…!

覚悟を決めたあたしは窓から飛び降りた

笹音「ウワァァァァァ!!!!」

なんとも情けない雄叫びだこと

身を乗り出したあたしはすぐに地面に着地した。

笹音「いてぇ…」

下は奇跡的に植え込みだったお陰で怪我もせずに済んだ

しかし勢いに任せて飛んだはいいもののどこに行こう…

ふと校門の外を見るとさっきのモンスター達が住人を襲ったり、建物を破壊したりしていた。

怖いがとりあえず家に行こう

あたしは今財布と携帯以外何も持ってないし、家族の安否も確認したい。

そう思った時私の教室から物凄い炎が吹き出た…

タスケ…テ…イタイイタイ!!!オカアサン……

耳を貫く痛ましい言葉。

あの中にいたら間違いなく焼け死んでただろう…

笹音「ウゥ…オェ…」

ビチャ…ビチャチャ…

その恐怖から私はその場でゲロっちまった

笹音「ゲホッ…ゴホッ…ここにいたらまたなんか巻き込まれちまうな…」

笹音「とりあえず…ここから…離れよう…」

正直外は危険だ。

さっきのモンスターに見つかったら一溜りも無いだろう。

それでも帰ろう。

仮に死ぬとしたら…いちばん…安心できる場所で死にたいから…



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