論理か感情か
あらかじめ断っておくとこれはシステムの話で特定の誰かのことをいっているわけではない。
コメントか評価がない限り、つまり人間の読み手がつかない限り、得るものがないので、次は書かない。
内容を曲解されるのは本意じゃないしね。
さて、本題。
論理的な思考をするときには因果関係を使い、日常会話など感情的な思考をするときには相関関係を使うという話を以前に書いた。
因果関係が理解できていない人の論理は「本人が論理だと思い込んでいるだけのでたらめな代物」で、実態はハレーション的ないし統合失調的である。
実のところ論理思考は高度な話で、そもそも因果関係を正しく理解できている人はまず少ない。
一方で、感情思考が劣っているか? というとそういうことでもなくて、感情思考にも優劣がある。
感情思考も上位は、最低でも常時5以上のワーキングメモリーを展開する高度な話で、つまりは時系列に沿って相関関係の変化の度合いを見てさらにそれをメタ的に評価するものだ。
似通った話を持ち寄って「わかるー」なんて言ってるだけのものを感情思考だなんて評価するのは失礼で、それはハレーションを見て論理思考を馬鹿にするようなものだ。
そういうわけでどっちか一方の得意な方から見て、他方を蔑むのは間違っている。
ちなみに、コミュニティに属する場合は、感情思考に力を入れたほうがいい。
感情思考はコミュニティ内の「敵味方認定」に使われるものだから、だ。
秩序のある社会において感情思考のマメなすり合わせ(つまり相関関係の維持)は非常に重要で、相関関係は「見直され続ける」必要がある。
契約にせよ他人との関係性にせよ、秩序は放置すると崩壊する、ということである。
そんな話。




