表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
288/292

ギフテッドのコミュニケーションが上手くいかない理由

 情報を出す時に、「全く同じ情報」を出す場合でも情報を提示する「タイミング」によってものすごく違う受け取られ方をすることがあります。


 ギフテッドは「公正感」や「合理性」から情報を先出ししたがる傾向がある。


 つまり、その場で、()()()()()()()()()()()、あるいは知っている情報は先に出したほうが「誠実」だし、「より円滑にコミュニケーションが取れる」と思っているのだけれど、記憶力や推論能力の周囲との差異によって、例えばストーキングされているとか、監視されているとか、相手にいらぬ不安をもたらすことがあります。


 何が言いたいかというと、ともだちに対して、来月の何日に髪を切りに行くよね? と言うより、髪を切った「その当日」に、髪を切ったでしょ? というほうが遥かに喜ばれるということです。


 例えば、あなたがベイジアンで、誰かが何かをする確率を瞬時に計算できるとしましょう。


 その場合、情報の出し方を間違えると絶対に怖がられます。


 前にあなたが言ってたことから考えたんだけど~、とかさ。

 驚かせたらごめんね。でも前に話していたことから考えてこう思ったんだけど~、とかね。


 そんなふうに相手に配慮して前置きしたとしても、怖がられます。


 実のところ、ぼくもそういうタイプなんだけど、「いつもお酒を飲んでればいいのに」と言われたことがあります。


 お酒を飲むと情報を出すタイミングが遅れるためでしょう。


 俗説でIQが20違うと会話が成立しないなんて言説もあるので、もう50も60も違う場合は会話すること自体を諦めたほうが楽でしょう。


 悲しいけれどそんなお話。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ