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ALPS処理水のお話

 エクセズ(旧ついった)で某社会学の◯台先生がALPS処理水をめちゃくちゃに叩いていて、数日間ホットな話題になってました。


 トリチウムが生物濃縮するから海に排出するのをやめろ! ってね。


 そんなことを言ってました。


 それに対して専門の人達が、トリチウムの生物濃縮は『考慮せんで良い』ってつっこんでいたんだ。


 専門の人達から突っ込まれてるんだから、さっさと撤回すればいいのにね。


 ところがその先生は、むしろ専門の人達をバカ呼ばわりして大騒ぎしておった。


 ぼくがちょろっと調べたところによると、ALPS処理水がトリチウム水として海に放出された場合の生物濃縮係数は、ほぼ1。


 トリチウム水は体外に排出される速度が早く(4日以内)、生物濃縮はほぼほぼ考えなくて良い。


 ただし、例外があって有機物が堆積する河口などの特殊な条件下では、有機物と結びついてトリチウムの排出速度が下がり(40日~350日)、相対的に生物濃縮係数が跳ね上がることがある、と。


 そんな感じ。


 宮◯センセは、この例外のケースを盾にして大暴れしている感じだった。


 ところが例外のケースでも、餌とかになる堆積された有機物にトリチウムが結びついているために、体内に取り込む量と排出の時間が伸びている、ってだけで体内に蓄積はしてないんだよね。


 ちゃんと排出されてるの。


 ◯台センセは、(40日~350日)で排出される(要は蓄積されてない)とご自分で書いてるくせに、『その間に生物濃縮がー!』とか頭の悪いことを言ってるから、馬鹿にされてるってわけ。


 それは良いんだけどさ。


 理系の人たちが、ここぞとばかりに『だから文系は』と腰を振っていてね。


 ぼくは文系なんで、あんまりいい気分はしなかった。


 売り言葉に買い言葉みたいなのもあるんだろうけどさ。


 分断を誘うような発言をするやつは全体が見えないレベルのド低脳だと思うんだよね。


 テストお勉強が得意なのか知らんけどさ。


 今回はそんなお話。

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