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実は『読解』されてない

 

 ツイッター上でこんなやり取りを目にしました。


 Aさん曰く、


「撮り鉄は知的障害が多くて迷惑」


「電車が知的障害の人が好きな特徴を多く持つというのは、医学的事実」


 Bさん曰く、


「ぼくの旧友にIQ140で、電車が好きな人いますよ!」


 Aさん&Aさんの取り巻き曰く、


「何コイツ。読解力ないなーw」


 ・


 ・


 ・


 ・


 ・


 いかがでしょう?


 みなさんは、「Bさんは読解力がない」と思われますか?


 こういう『読解力がない』云々案件、なろうでもしばしば見かけるように思うんですが、この手のやり取りを見て、どう思われます?


 ぼくは単に閉口します。


 あえて『読解』するのなら、Aさんの意見は事実の誤認。


『知的障害』でなく『発達障害(ASD)』なら考慮の余地がある。


 Bさんの意見は、ただの『連想』で、そもそも反論ではない。


 こんなところかな。


 そう。


 Bさんは実のところ反論してるんじゃなくて、Aさんの意見から、ただ連想してるだけで、Aさんは反論っぽい連想を言われてカチンときてるだけなんですよ。


 もし、Bさんの意見が『ぼくの旧友にIQ40で、電車が好きな人いますよ!』なら、そもそも読解力云々と言われないのです。


 「その手の人、多いですよねー」、かなんか共感されるだけでおわりです。


 読解力の問題じゃないんですよ。


 連想合戦と苛立ちによる罵りをしているだけで。


 あえて評価をするのなら、事実に基づく可能性がある一点で、Bさんの意見のほうがAさんの意見よりも価値が高い可能性が大きい。


 ぼくはそんなふうに思います。


 今回はそんなお話。

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