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回転寿司の迷惑客

 今回は回転寿司の迷惑客について考えてみます。


 コミュニケーションにはさ。


『言語によるコミュニケーション』と『非言語によるコミュニケーション』があるじゃないですか?


 そんで『思考の言語化が下手な人』ほど、『非言語コミュニケーション』に頼る。


 グループに属している場合、頻繁に周囲の敵意の確認をしないといけませんよね。


 マウントを取られたり、ハブられたり、いじめられたりするのは誰だって嫌なものです。


 思考の言語化が得意な方たちは、将来不和を生む、ちっちゃい誤解を会話によってうまく解きます。


 ところが、『思考の言語化』が不得意な人たちの場合はどうか?


 彼らは、言葉でうまくやんわりと相手の気分を害さないように相手の敵意を確認することが出来ない。


 だって、思考の言語化が苦手だから。


 下手なことをいって相手をカチンとさせれば、次の日から『オメーの席ねーから』って話になりかねない。


 こんなとき、思考の言語化が苦手な者にとって、一番いいのは非言語コミュニケーションに頼ることです。


 何が有効かというと、それは『笑い』です


『笑顔』ってニュアンス的には、敵意がないことの証明なのです。


 動物も人間も一緒でね。


 彼らは『迷惑行為』というタブーを犯すことによって、笑いを生みたい。


 グループ内の仲間の『笑顔』が欲しいのです。


 迷惑行為そのものが目的なんじゃなくて、『グループ内の笑顔』が目的なので、重大な法に触れない程度の迷惑行為が彼らのターゲットになります。


 彼らは周囲に敵意がないことを確認して安心したいのです。


 だから繰り返すし、猿のようにゲハゲハ笑いながらやっている。


 そういう人が、それなりの数いるということは頭の片隅においておいたほうがいいでしょう。


 動画を撮ってる人だって、迷惑行為をやめさせたりはしませんよ。


 だって、同じグループのゲハゲハフレンズなのですから。


 グループの外から『大人』が注意しても無駄でしょうし、親が『きょういく』する以外にはおそらく処置なしでしょう。


 付ける薬もないしね。


 今回はそんなお話。

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