万年筆を買ってみた(物欲大魔神再び!)
万年筆を買ってみました。
今年は、字がうまくなりたいなー、となんとなく思いまして、ペン習字の本と一緒に万年筆を買ってみました。
ボールペンだと、トメ、ハネ、ハライが難しいんですよね。
なめらかさを優先した結果、ぼくが持ってるボールペンの芯は、だいたい0.7mmより太いですし。
昨今は契約書も受領書もタブレットの画面でサインをするよう促されたりして、ペンを使う機会自体減ってきているように思います。
ぼく、アレきらいなんだよね。
そもそもうまくかけないし、指紋とか秘密裏に集められてそうで。
逆に、さ。
今後、字がうまい人ってレアになるんじゃないか?
なーんて、ちょっと思ったりしました。
さらに、万年筆であれこれ遊べる時間って、あまり残されていないんじゃないか?
そんなふうに思いまして。
2018年の調査では、市場規模46億円らしいですよ。
記事では、SNSの影響で万年筆人気がじわじわ拡大してるみたいに書いてたけどさ。
全然市場規模小さいじゃん?
夏目漱石のいた頃は、東京の丸善1店舗で毎日100本売れてたそうですけれども。
かつての文豪たちが使っていた万年筆。
それが今や廃れようとしてますよ、と。
廃れそうなものって逆に惹かれたりしません?
そんなわけで、買うことにしましたとさ。
でもさ。
買うことになって調べだすと色々と気になるじゃない?
ぼくが気になったのは、次の点。
・同じメーカーの同じサイズの鉄のペン先と金のペン先で書き味はどう違うのか?
・同じペンの中字と細字で書き味はどう違うのか?
・前重心と後重心で疲れやすさは違うのか?
・でっかいペン先の極細字とちっちゃいペン先の細字で書き味がどう違うのか?
そんな事を考えてたら、つい4本もポチってました。
いきなり4本も買うのはどうなのか? と我ながら思ったのですが、いろいろ試したくなる性分なので仕方がないのです。
ちなみに、インクとかコンバーターとか周辺の道具が揃ってないので、まだどれも使っていないっていうのが今回のオチです。
インクがお取り寄せ対象で届くまで日数がかかる。
万年筆ってインクをホイホイ変えられないらしくって、何を買おうか迷いますよね。
逆に、一本の万年筆で同じインクをずーっと使うと『洗う』っていう面倒くささがなくなるらしくてね。
継ぎ足して使えば、洗うのと同じ効果が得られるらしいのです。
それにしても魅力的な色が多すぎる。
『天色』もいいし、『夕焼け』もいいし、『山葡萄』もいいなぁ。
ついさっき、色彩雫の『松露』が届いたので、いまから購入した万年筆のうちの一本、カスタムヘリテージ92Mを開封して初めての万年筆を試してきます!
ぼくの万年筆デビューたるはじめの一本は、インクが届いたタイミングで決まりました。
今回はそんなお話。




