ギフテッドが発達障害になるかどうかは大人の接し方による
今回は、酔っ払った頭で表題のようなことを考えてみようと思います。
例えば、親が放任主義だと、ギフテッドの子にとって周りの子供との関わりがメインになりますから、能力隠蔽のために能力を使う方に向かうと思うんですよね。
逆に、親が積極的に関わってほめて伸ばすようなタイプだと、突き抜けた才能が開花して発達障害の2Eになる。
2Eとそうではないただのギフテッドとどっちが幸せか? はわかりません。
得意を伸ばすか、苦手を消すか、みたいな話だと思うんです。
ギフテッドの子はメタ認知能力と学習能力が高いので『大人が大人同士で話しているとき』と『子供と話すとき』で語彙を使い分けてることを小学校にあがる頃には見抜いてます。
そんで、親が子供に無関心だと、周りの子供達から子供用の語彙を学習して子供用の語彙で話すようになります。
これが能力が隠蔽される理由です。
発話が遅れるのもこれが理由なんじゃないかな。
どんな語彙で話すか? の選定に時間がかかって、結果、黙ってることが多い。
『将来の展望』を問われれば、例えば『教育関係の仕事につきたい』などと答えられるけど、『大きくなったらどうなりたいか?』と聞かれると『ウルトラマンみたいになりたい』と答えたりします。
ギフテッドって、意図的に能力を隠してるんじゃなくて、『そういう語彙などを使うことが自然である』というふうに学習してるんですよ。
心理テストなんかをしても、出題意図を見抜いたりするから、やっぱり自動的に能力が隠蔽されたりします。
『語彙を変えて同じ質問4回されてるぜー。前の答えと違うの選んどこ』とかね?
とくに親が放任主義の子は、必ずしも良い点出すことに興味がなかったりするんです。
最高点を目指すより、自分で狙った点を出すほうが面白かったりするんですよ。
今回は77点をめざそう! とかね。
で、大人の語彙を使ったときなどにほめて伸ばそうとすると、調子に乗って難しい語彙などを使うようになりますから、語彙の違いなどで周りの子供との会話が絶望的になって、そっち方面で苦しむことになります。
不登校になったりもするでしょう。
これはこれでつらいですよね。
ギフテッドのもつ、難しく物事を考える癖とかは、その子にとってすげー単純な作業を無理やりに押し付けているときに起こります。
その子は、その時『死ぬほどつまんない』と感じているのです。
だからあえて難しく考える。
公式に当てはめるだけの四則演算とかね。学校教育は概ね苦痛なんですよ。




