0で割ることはできません
今回はゆるーいよ。
windowsをお使いの人は、ちょっとお手を拝借して、電卓ってアプリを開いていただきたいんですけれども。
このアプリでね、1÷0をやってみてほしいんです。
そうするとさ。
『0で割ることはできません』って普段は数字しか返してくれないくせに、突然、真顔でお説教をされますでしょ?
なんでこんなことを言われるんでしょうね?
今回はそれをできるだけ簡単にご説明してみましょう。
(1+1)✕ 0 = 3 ✕ 0
これは特に問題ない数式ですよね。
0に何をかけたって、0ですから。
じゃあ、この式の両辺を0で割ってみましょう!
1+1=3
はい。
頭の悪い数式が出来あがりました。
もういっちょ!
(100 ÷ 10)✕ 0 = 100000 ✕ 0
両辺を0で割ってみましょう!
100 ÷ 10 = 100000
割れば割るほどに、じゃんじゃか増えていきそうですね。
夢の永久機関の完成です。
こんなふうに0で割ることを認めたら算数の概念が崩壊してしまいます。
1 + 1 は 10 でも良いんだー! とか言う人は、両辺にゼロをかけてゼロで割ってるんですよ。
今回はそんなお話。




