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『みんなが得』は人の為ならず

 前の話で書いたとおり、みんなが得をするように行動したとしても普通の人は気づきもしないわけですが、損と思うなかれ。


 もし、これを繰り返すとどうなるか?


 不思議なことなんですが、返報性の原理のようなものが働くんです。


 施しを受けたわけじゃないし、みんなも何かをしてもらった記憶すらない。


 でも、彼がいるところは平穏で、彼がいないところでは喧嘩が起こる。


 そんな状況が続くと、なんとなーく周囲は彼に一目を置くんです。


 行きたい方向に回りがサポートしてくれます。


 だから、常にこういう立ち回りをしていると孤立をしていても困らない。


 グループ分けする時、『いつも違うグループに』ではあるけれども『あいつはいつも一人だから』と真っ先に誘って入れてもらえる。


 ぼっち飯を食べていると、ときどき隣の席の子が『一緒に食べようよ』とグループに誘ってくれたりする。


 手をあげて発言すれば、いつも少なくない人が賛同してくれる。


『いじめ』にもあわずにすみますよ?


 毎回違うグループと一緒にいることになるので、先生はいじめを疑うんですが、いじめなんかない。


 わけを話すと、『彼は強いから孤立する』とこう言われるわけです。


 みんなが得をするように行動すると、自然と徳が貯まるのです!(今回のオチ)


 お後がよろしいようで。

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