分数は過去形!? 文系理系同源説
お酒を飲みながらツイッターをしていて思いついた与太話。
最近、文系と理系って『根幹の考え方』というか『必要とされる思考法』って同じなんじゃないか? って思ってます。
文系と理系を分ける意味、本当にあるのかなぁって。
題材は、慶應の教科書にも採用されているっていうアレでいきましょうか。
計算自体は簡単だけど、概念は意外とみんな理解していないものとして、分数の割り算ってあるじゃないですか。
あれ、コップとか数式とかを使わずに、言葉だけで説明できます?
証明じゃなくて、説明ですよ?
文章題を数式化できるなら逆も可能なんじゃないか? って、ちょっと思ったんです。
やってみましょうか?
例えば、『6割る3分の1は、何?』なら、
『この6つはすでに3人分に分けられたあとだったんだが、もとの数いくつ?』って感じ。
どういうことか説明しますと、
『3人分に分けられたあとだった』というのが『3分の1』、もとの数いくつ? は『割る(3分の1)』です。
割ったものを割り戻すことによって元の数を出しているのですが、実はここのカッコの部分がめっちゃ重要。
ポイントとして、『割る』と『分数』って意味合いは同じだけれど、明確に計算の順序があって、これを守らないとおかしなことになるんです。
何がいいたいかって言うと、
6 * 1 * 3 = 6 * ( 1 * 3)だけれど、
6 / 1 / 3 ≠ 6 / ( 1 / 3)ってことです。
文系的に言うならば、分数って過去形(過去のお話)なんですよ。
これが分数の割り算が解釈しづらい理由です。
分数同士の割り算でも考え方は一緒。
ずっと以前に分けたものを、今、また分けようと思ったら、もう分けられたあとだったぜ。みたいな。
こんなふうに数式が言語化できるのなら、算数も基本的には外国語の翻訳と変わんなくね? って思ったんです。
文系と理系を分けるのって、デメリットしかない気がするんだよなぁ。
いっそ、割り戻してみます?(ドヤァ




