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肯定的な意見しか受け付けない人達

『なろう』だけに限った話ではないのだけれど、創作活動を見ていて思うのは、『肯定的な意見しか受け付けない人達』がいるということだ。


 今回はそのことについて考えてみる。


『否定的な意見こそ作者を成長させる』とか、『様々な意見を聞いてみたい』とか、ぼくはそう思うのだけれど、必ずしもそういう人たちばかりではないのだ。


 肯定的な意見しか受け付けない人たちが、なぜ否定的意見を嫌うのか? といえば、要するに作中の登場人物を否定されたとき、あるいは主人公の行動を批判されたとき、『作者その人』が攻撃されたと思ってしまう人が、一定の割合でいる、ということなんだろうね。


 作者と作品を切り分ける。作者と主人公を切り分ける。そういった作業は、実はぼくらが思うほど簡単じゃなくて、ワーキングメモリーの多次元的な展開が必要なんだ。


 そして、これを『難しいと思う人達』がいる。


 例えば、家が火事になったとか、いじめられているとか、大きな悩み事など、困難な事情でワーキングメモリーの量が不足しているひと、あるいは、先天的『症状』としてワーキングメモリーの多次元的な展開が不得意な人などは、これらのタイプに該当するだろう。


 後天的であれば、薬で改善するけれど資質の場合はどうにもならない。


 直せるものでもないし、直すべきものでもないのだ。


 こういう人は、承認欲求を満たしたいときに『保険をかける』ので、そういうシーンを目にすれば判別することが可能だ。


 わかったら、そっと距離を置けばいい。


 曰く、Fランの中で天才と呼ばれているとか、曰く、独自の価値観の中で俺TUEEEとか、今は普通のおっさんですが、昔はワルでさいきょーでした、とかさw


 よくいますでしょ? こういう人。


 イキるときに、叩かれないように保険をかけるわけだ。


 承認欲求を満たすためにイキるときの姿勢と、作品を批判されることに対する姿勢は結構共通しているんだ。


 そういう意味では、イキリは、褒めてもらうための作品って言えるかもしれない。


 逆に、作中の登場人物の考えを作者本人の考えと同一視するタイプもいてね。


 こういう人らとは話が通じないので、関わらないほうがいい。


『IQが20違うと』ってやつ。


 ぼくもやられたことがあるんだけど、影でいわれなき悪口を吹聴されていたりする。


 これも資質によったりするから、めんどくさい。

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