【完結】私の子

運命の二人、愛は永遠に

そんなはずない。

そんなこと、あっていいはずがない。

でも、知らなかったんだもの。

誰も教えてくれなかったんだもの。

誰が悪いの？

私が悪いの？

相手が悪いの？

神様が悪いの？

誰か教えて。

目の前にある事実を受け入れられずに、私はただその場に立ち尽くしていた。

選ぶべき未来は決まっている。

それが、二人の幸せな未来だから。

私だけのためじゃない。

お互いのためだもの。

この選択は決して独りよがりのものではい。

明るい未来のために、私は今、選ぶのだ。