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突き進め頂点へ! 日本競馬のゆめへ!  作者: シャルシャレード
2章 3歳
18/37

完敗

クラシックーー


クラシックとは3歳馬のみが走ることができる。

皐月賞、日本ダービー、菊花賞 


牝馬限定では

桜花賞、オークス 

それに96年から新設された秋華賞を加え牝馬三冠と呼ばれる。



クラシック三冠競走は皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」と呼ばれるのに対し、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と呼ばれるようになる。

特に日本ダービーは日本の競馬に関わる全ての関係者の憧れる最高の栄誉とされている。


この三冠レースを全て勝つのは実力だけでは無く、運も兼ね備えている必要がある。



そして、今年の若駒も人生1度のチャンスを虎視眈眈と狙っていた。



そして、皐月賞のトライアル若葉Sにホワイトジェムは出走した。

結果から言うと、2着。


しかし、3馬身離された。

完敗だった。


好スタートから中団につけ、淀みなく進める。

4コーナーで先団に取り付いたホワイトジェム。

直線を向いて後は抜け出すだけのはずだった。


ただ、1頭大外から差され、挙句には3馬身突き放された。

上がり33.9 最後は流していた。

名はアルファジャックルである。

これで4戦4勝。


ホワイトジェムは自分の展開であった。3着とは2馬身ほど差があった。


ーーここまで違うのか。




アルファジャックルの父はアメリカでリーディングサイヤーを3度獲得したシャレー。

日本でも活躍馬を多数出している。


母はユーハアルファ。現役時代にヨーロッパでフランスオークスを勝った名牝である。

アルファジャックル受胎後に日本に輸入されたいわゆる持ち込み馬である。

欧州時代の産駒にアイルランドダービーとジャパンCを勝った、アルファライドを出している。



まさに良血を絵で描いたような馬である。



ホワイトジェムの最初にして最大の壁となると清弘は確信した。








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