↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無料ゲームを積みゲーしてたら学習型VRに取り込まれた件  作者: 灯坂ソラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/12

【第2話】EVER

次世代型VR「EVER」は、ヘッドセットを装着することで、脳神経から脳髄・脊髄に干渉し、身体的な負荷を最小限にしつつ、現実の食欲・排泄・睡眠といった、いわゆる生理現象を抑制する機能を実装・・・・


説明書を読み進んでいくと、より専門的な用語が飛び交っていき理解不能になったが、とりあえず人体の安全性には十分な配慮している的なことが書いてあった。


・・・・食事も睡眠もいらないなんて、なんだか仮死状態みたいだな。


意識があるから仮死とは違うと思うが。


・・・・カチャ・・・・ゥーン


ヘッドセットを装着したことで、自動的にEVERが起動。視界が暗転し、目の前に数多のゲームが浮かぶ。


製品版から体験版まで、新旧1000タイトル以上の俺のコレクション。


中には40年近く前のゲームも復刻版として保有しており、それらは10年に1回程度はやりたくなる類のもので、実際にやってみると思い出補正もあって楽しめるものだ。


・・・・


さて、今日は何のゲームをやろうか。


「Emperor’s graves」は昨日で1周が終了した。


2周目に行く前に隠し要素の潰しか、別職業での再スタートか。


・・・時間的にも結構掛かるし今日は面倒だな。


・・・・


「AVALONIA」はアップデート予定が来週か。


進行度は100%で、ある程度装備の作りこみは終わってるから後でデイリータスクだけやっておくとしよう。


EVERからアクセスできるプラットフォームの中には、無料で製品版の配布を行っている所もあり、そういったゲームはいわゆる積みゲーとして貯まり続けている。


・・・・よし、今日は積みゲーを崩していくかな。


指で目の前の空間に浮かんでいるゲーム群をかき分け、未起動のゲーム群のエリアを手繰り寄せる。


適当に選んでみるか。


ビッ


ん?


視界の上部にお知らせが表示された。


「Invitation サンクチュアリ第2回クローズドベータ」


ふむ、開発中のゲームか。


意識をお知らせへ向けそちらを指でタッチし、情報を表示させる。


・・・・


お、これ評価激高だな。


評価数は100と少ないものの、4.9/5.0。


ー サンクチュアリ ー


聖域?


禁域?


流石にタイトルだけじゃイマイチ伝わってこない。


ゲーム概要を表示。


制作会社は「E2E」?


知らんな。


弱小メーカーの低コスト実験的なタイトルか?


ゲームコンセプトは・・・・「PCとNPCとの境界を無くす、革新的学習型RPG」とのこと。


うむ、良く分からん。


RPGってことでキャラ育成系ってことか、まあ好物ではある。




お、マルチプレイ属性も表示されている。




ってことは、協力型か敵対型か、又はそのどちらもってことだな。


程度の差はあれ、いずれにしろゲーム進行には対人の影響があるってことだ。


基本ぼっちプレイの俺としては、協力を前提としたクリア条件があると少々辛いところだが、さてどうだろうな。


ただ、ゲームプレビューとか紹介動画的なのが一切ないのが、そこはかとなく不安である。


・・・・まあいい、サクッとやってみるとしようか。


人差し指と中指を使いゲームの起動操作を行うと、再び視界が暗転する。


キュィィィィィィィィーーーーーー・・・・・・


ハードウエアからの処理音が頭の上方からかすかに聞こえてくる。


次第に頭の奥から「スーッ」と意識が遠のいていく感覚・・・・


初めての感覚だ、大丈夫か?コレ。


・・・・いかん、体に力が入らん・・・・


・・・・


・・・


・・


・





ー 永遠の冒険をあなたに ー



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。