第105話 俺ニート、アリスのモーニングコールを受ける
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「淳一さん!起きてください!淳一さん!」
「……んっ?」
俺は珍しくアリスに起こされて、まだ睡魔が残っていながらも、
ひとまず起きることにした。
旅行2日目の朝、天気問題なし!体調も問題なし!今日も絶好調!
いい天気にしてくれたお天道様に感謝しつつ、
アリスは既に起きていた。
別に今日朝食を作るわけでもないのに、俺より早く起きるなんて偉いなぁ……
「それにしてもアリスさん、俺を起こすなんて珍しいですね」
「あれからホテルについて調べてみたんです。さすがにこのまま知らないままだと、淳一さんに迷惑をかけるかなと思いまして……そしたら朝食が7時からであることを見たので、淳一さんを起こしました」
「なるほど……」
もしいつも通り起きてたら、朝食食えない可能性があったからな。
アリスの配慮に感謝しなければ。
「そうだったんですね。ありがとうございます」
「いえいえ、それより朝食もバイキングなんですよね?」
「はい」
「楽しみです!昨日みたいにやり方を1から説明してもらわなくても、大丈夫だと思います!」
「それじゃあ行きましょうか!」
こうして俺たちは朝食バイキングへと向かった。
……さすがに朝食は、夜みたいに豪華というわけではなかった。
パン、ジャム、牛乳、卵焼きなど。
日常生活でよく食べるものが並べられている。
しかしその裏で、鶏もも肉の照り焼き、サバの味噌煮など、
そこそこ豪華なメニューもあった。
やや高めのホテルを予約して置いて本当に良かったぜ。
だがたくさん食べすぎると、今日の予定であるプールや海で、
リバースする危険がある。
細心の注意を払いつつ、満足できるまで食べまくった。
「淳一さん!これ美味しいですね!」
アリスが食べているのは……サバの味噌煮だった。
「そうなんですね!俺も食べてみます」
と言って、俺もサバの味噌煮を取ってきて食べていることにした。
「確かにおいしい!いつも朝はパンがほとんどなので、こうやってサバの味噌煮を朝から食べられるのって、小さいながらも幸せに感じます」
「…………」
「淳一さん」
「はい」
「パンしか提供できない担当者は……嫌……ですか?」
(……!)
「すっすみません……!そういうつもりじゃ!」
「いえいいんです……私は……朝だけ全然料理ができない人なんです」
「もし良かったら、なぜ朝はパンしか作れないのか?教えてもらえませんか?」
「あの……それを言うのは……本当は怖いですけどできます……でも夜にしてもらえませんか?また昨日みたいに」
「……わかりました」
アリスが朝はパンしか作れない理由……それは何なんだ?
昼と夜は普通にご飯ものが出てくる。
ということは料理ができないという可能性はない。
またアリスは必ず俺より先に起きる。
つまり朝ごはんを作る時間はある。
……理由が全く想像がつかないが、ひとまず今は朝食を堪能することにした。
モーニングコールの元ネタは、今やっているゲームのネタです(笑)




