Story memoryⅦ
──サンプロミネンス国…城下町(中央広場)
やっぱり、ここが一番賑わってるね。
…ん?
ファイ「フィー?…降りたい?」
フィー「…」
何か興味があるものでもあったのかな。
…えっ……。
ファイ「…!」
ディアマ「?…あれは…」
アクア「…あ」
「今日は楽しんでくれ、ほら」
「ありがとー!」
広場には、子供逹とふれあうあの方々が…
…あ、マズい。視界がぼやけてきた…
アクア「…?」
ディアマ「…あっ、ファイ…!」
ああ、情けないな…
あの方の、姿を見た。それだけで逃げ出すなんて…
「…?」
「どうかしたのか?」
「…気のせいか…?」
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(アクア視点)
まったく…民を思いやるのはいいことだが、一々城を抜け出さなくてもな…
「…あ…ぁ…」
…?
彼の様子がおかしい。視線の先には、二人…いや──
ディアマ「…あっ、ファイ…!」
一瞬、彼の目が光っていた。泣いているのか?だが何故…
いや、それよりあの方向は…
ブライト「フィーローズ。彼女も連れて行くぞ」
ディアマ「え?あ…ああ。確かに、フィーは一応、人の居場所が分かるからな」
アクア「…何?」
…シュテル。彼女も同じ能力を…だが…
「…すがた、かわれど…たましい、おなじ」
アクア「…?」
ディアマ「フィー…い、今何て…!?」
フィー「…ファイ、…こんとん、してる」
アクア「…混沌?」
フィー「…いま、むかし。からまって、こんらんして、こんとんとしてるの。
…なんびゃくねん、とおいむかしと…いまのさかいめ」
──…今、昔。絡まって、混乱して、混沌としてるの。…何百年、遠い昔と…今の境目。
アクア「…!?」
まさか…この少女は…
アクア「…分かった。案内してくれるか?」
『分かった』。…また、喋れなくなってしまったらしいな。
…だが、おかげで彼の居場所を知ることができそうだ。




