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Vacation day  作者: 睦月火蓮
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8/13

Story memoryⅦ

──サンプロミネンス国…城下町(中央広場)


やっぱり、ここが一番賑わってるね。

…ん?


ファイ「フィー?…降りたい?」


フィー「…」


何か興味があるものでもあったのかな。

…えっ……。


ファイ「…!」


ディアマ「?…あれは…」


アクア「…あ」



「今日は楽しんでくれ、ほら」

「ありがとー!」



広場には、子供逹とふれあうあの方々が…

…あ、マズい。視界がぼやけてきた…


アクア「…?」


ディアマ「…あっ、ファイ…!」


ああ、情けないな…

あの方の、姿を見た。それだけで逃げ出すなんて…


「…?」

「どうかしたのか?」

「…気のせいか…?」

------------------------

(アクア視点)


まったく…民を思いやるのはいいことだが、一々城を抜け出さなくてもな…


「…あ…ぁ…」


…?

彼の様子がおかしい。視線の先には、二人…いや──


ディアマ「…あっ、ファイ…!」


一瞬、彼の目が光っていた。泣いているのか?だが何故…

いや、それよりあの方向は…


ブライト「フィーローズ。彼女も連れて行くぞ」


ディアマ「え?あ…ああ。確かに、フィーは一応、人の居場所が分かるからな」


アクア「…何?」


…シュテル。彼女も同じ能力を…だが…


「…すがた、かわれど…たましい、おなじ」


アクア「…?」


ディアマ「フィー…い、今何て…!?」


フィー「…ファイ、…こんとん、してる」


アクア「…混沌?」


フィー「…いま、むかし。からまって、こんらんして、こんとんとしてるの。

 …なんびゃくねん、とおいむかしと…いまのさかいめ」


──…今、昔。絡まって、混乱して、混沌としてるの。…何百年、遠い昔と…今の境目。


アクア「…!?」


まさか…この少女は…


アクア「…分かった。案内してくれるか?」


『分かった』。…また、喋れなくなってしまったらしいな。

…だが、おかげで彼の居場所を知ることができそうだ。

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