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2008年1月9日 序曲2

『楽な仕事でよかったぜ、なぁ相棒今夜はいっぱいどうだ?』


『お、いいな。明日は休みだパーっとやろうぜ。』


『あぁ。

なぁ…それにしてもここってなんの施設なんだ?わざわざ極東まできて謎の施設の警護かよ。』


二人の警備員のうち一人が施設を見上げる。

今回の任務は施設の警備とだけ言い聞かせなれてるがなんの施設とは伝えられなかった。


『簡単な割りには給料も多いしな、でもそれは俺たちが気にすることじゃなかろうさ。』


『だな、しかし暇だな

侵入者の一人ぐらいこねぇか…』


なにかが歩いてくる音がする。


『…おい、お客さんのようだぜ。お前はここで待ってろ俺が見てくる。』


『あぁ、頼んだぜ相棒。』


警備員の一人は音のした方へ歩いていく。

暗闇の中へ消えていく。もう一人はタバコを吸うためにライターに火をつけたその時

なにかが顔に飛び散った。


『っ、なんだよこれ

…まじかよ畜生‼︎

相棒返事しろ相棒‼︎』


警備員の顔に飛び散ったのは返り血だった。

その瞬間、警備員は相棒を殺したであろうものの姿を一瞬だけ捉える。


『うそだろ、まだガキじゃねぇか…』


それが警備員の最後の言葉だった。

警備員の頭は体から離れ、崩れるように倒れた。首からの血は地面を赤く染める。


『…リリー、排除したよ。来ても大丈夫。』


フレスベルグは刀についた血を払い鞘におさめる。後ろからリリーが416を構えてあらわれる。

『了解、先へ急ぎましょう。そろそろエレナも暴れ出すわ。』

その言葉の後、また別の場所で発砲音が鳴り響く。エレナの陽動が始まったようだ。


『ねぇリリー、聞いていいかな。』


リリーは振り向く。


『なに?』


『私たちのやってることって本当に正しいことなのかな…?』


『…考えるのは後にしましょう。今は急がないと。』


『…そうだね』


二人はまた闇に消えた。

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