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決戦の果てに

ペントハウスに発砲音が鳴り響く。

『エレナ!リーパーがまた来た!』

『サーシャお姉ちゃん、もうスティンガーがない!アンジェラお姉ちゃん、狙撃お願い!』

アンジェラが瓦礫のバリケードの中から立ち上がる。

凄まじい爆音が鳴り響き、リーパーの羽を吹き飛ばす。

リーパーはくるくる回りながら隣のビルに突っ込む。

『もうあれで8機目だよ〜…税金の無駄遣いだね〜。』

サーシャの発射音が止む。

『もう弾がない‼︎そっちは!』

アンジェラが弾薬箱を確認し、エレナは自分のチェストリグのポーチを覗く。

『あと…マガジンが2本だけ!アンジェラお姉ちゃんは⁈』

アンジェラが空の弾薬箱を敵に投げつける。

『もうないよ〜…。マリー!救援はあとどれくらい⁈』

『まだ20分かかるわ‼︎』

敵の攻撃は一向に止まない。

リリーは前線で敵を切り続けている。

『まずい…ヴィブロブレードのバッテリーが切れた…!』

リリーは上半身のない死体からハンドガンを奪い、アンジェラ達の元に戻る。

『ガバメントしかとって来れなかった…。そっちの残弾数は?』

サーシャが私兵のG36Cを撃ちながら答える。

『エレナのMP7のマガジン1本分と、このG36Cがあと13発…。もう100人は倒してるはず…』

エレナの発射音が止む。

『お姉ちゃん!もう終わったよ‼︎』

弾は全て尽き、全員の士気はもうほとんどなかった。

『今までよく頑張ってたと思うわ…。でも、今回ばかりはもう無理かもね…

エリには生きていてもらいたいわ。』

リリーがガバメントを取り出す。

『この中にちょうど5発あったわ…。捕まってまた、実験されるくらいなら…』

エレナは泣くのを我慢している。

下から私兵のブラックホークが飛んできてペントハウスでホバリングを始める。

『まだ来るのね…もう無理ね。じゃあ私からするわ。』

リリーはガバメントをこめかみに当てた、その時。

ブラックホークのチェーンガンが唸りをあげ、私兵をなぎ倒す。

『…え?』

チェーンガンが唸りをあげペントハウスを周回する。

私兵も突然の奇襲に対応できず、倒れていく。

ブラックホークは私兵を全てなぎ倒し、ペントハウスに着陸する。

ドアが開きパイロットが出てきた。

『ごめんね…みんなお待たせ。』

パイロットがヘルメットを外す。

『みんな相変わらずだね、エレナ大丈夫?泣いてない?アン姉もサーシャも諦めちゃだめだよ、それにリリーも…自分の命は大切にしないとね。マリーもパソコンに向かってるだけじゃ生き残れないよ。…でもみんな生きててよかった。』

エレナは信じられなそうに目をこする。

ここにいる全員が信じられなかった。

エレナとアンジェラは走りだしパイロットに抱きつき泣き出す。

その光景を見てリリーは嬉しそうに笑みをうかべる。












『おかえり。フレスベルグ。』










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