表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/41

ありがとね

『ほらほらどうした⁈もっと遊ぼうぜ?』

リリーはフレスベルグの太刀をさばくのに精一杯だった。

『…っ!フレスベルグ…もう何も覚えてないの⁈』

フレスベルグの攻撃は止まない。

『覚えてないだぁ?そもそもお前は誰なんだよ!』

『…やっぱり私の知ってるフレスベルグじゃない。操られているの…?』

リリーはフレスベルグの刀を打ち払い、斬りつけようとした。

その瞬間フレスベルグの様子が急変する。

『うぅ…リリー…たすけて。』

『…え?』

リリーは斬るのを躊躇った、その直後フレスベルグの蹴りがリリーの腹に当たる。

『へへへ…やっぱり元の人格は使えるねぇ〜、私がこの人格を持ってる限りお前は攻撃すらできないんだよぉ‼︎』

リリーは腹を抑え苦しんでいる。

『もう前みたいに仲良く出来ないのね…。ごめんフー、私はここで…あなたを殺す‼︎』

そう言いつつもリリーはなんとかフレスベルグを救い出す方法を探していた。

(…さっきから点滅している首の裏の装置…きっとあれで操っているのね。あれを破壊できれば…)

『なにもたついてるんだよぉ!』

フレスベルグの振り下ろしがリリーを襲う。

リリーは打ち払いフレスベルグの右腕を斬り落とす。

『…っ!やってくれるねぇ‼︎』

リリーは後ろに回り首の装置を斬りつける。

『…やった?』

装置はスパークを起こし、点滅は停止した。

フレスベルグは頭を押さえながら苦しみ出す。

『…くそっ、コントロールがきかない…!その前に…お前を殺す!』

フレスベルグはスカートの中に隠してたM500でリリーを撃つ。

轟音と共にリリーの右足があらぬ方向に向く。

『うぁぁぁぁぁぁぁ‼︎』

リリーは痛みに耐えられず叫びをあげる。

『…動くなよぉ、お前は絶対ぶっ殺す…』

フレスベルグはリリーに歩み寄り、首を落とそうとした。

その時だった

『動…かねぇ⁈くそっ!身体が動かねぇ‼︎』

フレスベルグの様子が変わる。

『これでも戻らないなんて…もう元のフレスベルグには戻らないのね…。』

リリーは泣きそうになりながらも立ち上がる。

『フレスベルグ、ごめんね助けてあげられなくて…。

もう、終わりにしよ…。私も後で行くから…

だから…』

リリーは涙で前が見えなくなりながら、刀を振り上げる。

『また一緒に遊ぼうね、フレスベルグ。』

リリーが刀を振り下ろす。

『ありがとね、リリー…』

『…えっ。』

フレスベルグの体は真っ二つになり左右に分かれる。

リリーは涙を流しながらその場に崩れた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ