結婚式は挙げますか?✌︎^-^
5年後、僕達は結婚した。僕は25歳、嫁さん(ユライナ)は24歳だ。
ちなみにミントはキラールと結婚したが式を挙げなかったらしい。理由を聞くと…、クズ親に知られたら離婚させられるからやめといたってさ。
にしても…、あんな口の悪いミントを好きになったキラールもすげぇや。
〈…どしたん?てか見てやこれ!めちゃくちゃ綺麗じゃない?このドレス!〉
[あぁごめん。とても綺麗だね。…ギアスロックさん達来るのかな?]
〈…さぁね。祓い屋を移動さしてくれた時からギアっちと会ってないよね。リーツ校長は居てくれたけど…、あとサロ先も…。〉
数分後…、僕達はドームの中で式を挙げた。崖の上にあってすぐそこに海が見えるドームだ。そして僕達が神父から指輪をもらった時…、海から巨大な妖怪が現れた。
結婚式を見に来ていた人々は逃げようとしていたが、腰が抜けたようで椅子から立ち上がれなくなっていた。
だが僕達はこの龍を何処かで見たような気がしていた。
〈…あ!ギアっち!!来てくれたの!?〉
「えぇ瓦樂に行ってこいと言われたもので…。」
[瓦樂?どなたのことですか?]
【俺のことだ。…あんたがルルトって奴か…、ギアの生徒だろ?よく聞いていたよ。】
どうやら敵ではないようだ…、だが何故だろうか…。この人から妖のオーラがぷんぷんする。
[あの…瓦樂さんって、妖怪なんですか?]
【そらそうだろ。俺は神話っつう物語に出てくる素戔嗚って武神だ。大丈夫、お前らに危害を加えるつもりは一切ない。】
「てゆうか君達に謝るのが先だ。すまん、驚かせてしまって。この通りだ。」
ギアスロックさんは龍の姿のまんまで頭を深く下げてきた。
【俺からも謝りたい。】
…やっぱりこの人達は普通の妖怪より何倍も優しい。
「お詫びと言ってはなんだが、これを君達に与える。受け取ってくれ。」
[これは…。筆…ですか?]
「そうなんだが、普通の筆ではないぞ。白紙の札にその筆で文字を書くと悪霊を成仏させることができる筆だ。だが特別なインクはない。だから陰陽師がよく使う筆ならいいかと思ってな。…気に入らんかったかの?」
ギアさんは少しオドオドしていたが、瓦樂さんからは何故か殺気が出ているように見えた。
「…これ瓦樂、殺気を出すな。」
【…チッ!…クソが…。】
「…君達、俺の顔に近寄りなさい。…君達に良き思い出ができますように…。」
〈ありがとう。ギアっち。〉
ユライナと僕はギアスロックさんに感謝を伝えた。するとギアさん達は何処かへ行ってしまった。
ギアスロックさん…ありがとうございました。そして皆さんもありがとうございました。
僕とユライナの未来の話はまた別の話…。
最終話まで見てくださった皆様には、誠に感謝しております。そして完結したこの物語実は、番外編を書くつもりでして、その番外編は別のタイトルで書こうと思っております。まだタイトルは決まっていませんが、見つけたら見てくれると幸いなので、よろしくお願い致します。
2026年 6月 白霧氷柱




