12/46
お偉いさんは妖怪だった!
校長は金棒のようなものを右に持って、左に大きな刀を持っていた。
その殺気にまみれた校長に理事長は気づいたようで、指を2本だけ立てくっつけて待て、と言っているようだった。
そしたら、彼女も姿を変えて、頭に大きな角が生え、髪の毛先が黒くなって、見えていなかった右目が開眼した。
(え?理事長も妖怪?ということは苗字がソウルビートの人は妖怪??)
僕はうーん、と考えていたら、
「ボソ…ルルト、もう戻ろうぜ。」
とミントが言ってきた。
「ボソ…確かにその方が安全かもしれない。よし、寮に帰ろう。」
と僕たちは何事もなかったようにそそくさと帰った。
「はぁ〜なんとか帰ってこれたぞ。」
怖かった、とてつもなく、
「校長と理事長は妖怪だったんだな。たしかに、普通の人間が妖怪とあんなにひたしくできるなんて、珍しいからな。」
とミントが言った。
「じゃあ、サロ先生も妖怪なんだろうか?苗字がソウルビートだから。」
「あり得るかもしれない。」
と僕らはモヤモヤと考えてしまった。
「明日、俺達怒られないかな〜?ちょっとやばいもの見てしまったから。」
たしかにと思ってしまった。




