自称婚約者候補について
「で、私はいつ帰れるの?」
「え?そんなストレートに言っちゃう?流石に俺も傷つくよ?」
「王子と読書を天秤にかけたら読書になるから。ごめんね。もう正直に言ってもいいかなて思ったんだよ。信頼感の一種だと思ってよ。
いや、正直に言うとね、王族が敬語要らないよって言ってるからといってね、こんなに敬意の欠片もなさそうな言葉遣いを許してくれないと思ってたんだよ。なのに許してくれると、そりゃ軽口叩けるようになるよ。」
「なんか嬉しいような嬉しくないような、、、よく分かんねぇな。」
「そうですか。私はいつ帰れるのですか?」
「あ〜、わかったよ!
今日はありがとうございました!御機嫌よう!」
「うふふ。ご機嫌よう。」
やっと終わったーー!いやー長かった!
なんであんなことしたのかわかんないけど楽しかった。息抜き程度には思えるかも。
そういえば今日新たな発見をしたんだけど、気分が上がると敬語が外れてしまうみたい。気をつけなきゃね。
そういえば影が付けられてたんだった。忘れてたよ。うっかり攻撃しようとしちゃった。
一応名前聞いておこうかな?
「ねぇ、上にいる影、名前は?何が出来る?」
「、、、キャロラ。情報収集、暗殺、事務」
「あなたエリートね。これからは私の任務にも同行してもらうから。もしものために遺書でも書いといて。」
「、、、かしこまりました。」
「私の部屋の上が貴方の生活拠点地にしてもいいわ。」
「、、、承知しました。」
じゃあ、お父様を探して帰りますか。
☆☆
やっと我が家に帰ってきました。
そして、もう夕食の時間だったので、家族のみなでいただきました。
本当は訓練をしたかったのですが、疲れてしまったので、もう寝ることにします。
おやすみなさい。
☆☆
あれから半年が経ちました。
いつも通りの日常を生きていたはずなのに、やはり王城へ毎週のように向かえば、邪推されるもの。
自称第2王子の婚約者候補さんから、お茶会のお誘いがきました。
自称候補さんの家は、たいへん真っ黒なのでこれを機に没落させようと思っていますが、準備しなければならない事があるので、とても面倒臭いです。
しかも、第2王子も招待している筈なので、本当に面倒臭いです。
でも一応、今日も王城へ向かう日なので、王子と相談しましょうか。
☆☆
さぁやって来ました部屋の前。
毎回変な緊張があるので嫌な時間です。
コンコン「失礼します。ロサミーナ・レチア・バァルツニーです。」
「入っていいよ。」
普通、入れって言うものじゃないんですか。そんな気楽なものなんですか。
たった半年で信頼されるものなんですね。
王子が意外とちょろかった件っていう本書けたりしますかねw
「失礼します。」
「相変わらず堅苦しいね。影以外誰もいないのに。」
そういうとこだぞ!そういうとこは直せよ王子!
「私は形式を守るほうなので。
で、もう本題に入らせてもらうけど、あなたの自称婚約者候補からお茶会誘われたんだけど、なんかして欲しいこととかある?」
「その自称婚約者候補という肩書きを捨てさせたいんだけど。」
「それだけ?なら大丈夫だよ。あそこ真っ黒だから。」
「ん?やってくれるの?」
「そうだよ。だからちょっと打ち合わせ的なものをしようと思ったんだけど。」
「じゃあ打ち合わせしようか。」




