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女神様の話

いつもお読みいただきありがとうございます。

本日も3話投稿です。

エミリーとエドガーはとんでもない圧力から解放され、なんとか立てるようになるまで、5分以上かかった。そのころには、目の前にダイニングテーブルと椅子が現れており女神様達は優雅にお茶を飲んでいた。「どうぞ」と女神様が目配せを2人にしたので、エミリーとエドガーは、おずおずと椅子に座った。


「ごめんなさいね、ここに人族のお客様なんて150年?ぶりだったから」

ラファーリアがコロコロと笑いながら呟く。


「さ、君たちもお茶を飲んで。お菓子もあるよ」

ラフェーリアがそう言うと2人の前に、お茶の入ったカップとクッキーらしきお菓子の乗った皿が現れる。


2人は互いの顔を見た後、うなずきエドガーから飲み始める。それをみてエミリーもお茶を口に含んだ。

「「美味しい」」


声が揃う。味もさることながら、香りがとても良く美味しいお茶だった。


「お口に合って良かったわ。そのお茶は、最近南の方の大陸で出来た新しいお茶なの」

ラファーリアが不思議な事を言った。


「さて、そろそろ落ち着いた、2人とも?」

ラフェーリアがエミリーとエドガーに質問する。2人は「「はい」」と返事をすると女神様が話を始めた。


「それでは、改めて。私達の創ったこの世界に来てくれてありがとう。私は、姉神ラファーリア、こっちが妹神ラフェーリア。私の事は、ラファーと呼んでね」


「私は、ラフェーね」

妹神 ラフェーリアがウィンクをした。


「あなた達には、それぞれの世界からこの世界に移住?して貰ったんだけど、覚えているかしら? それぞれの世界で、エミリーは、いえ、友長伊織ともながいおりさん。以前の世界で息を引き取る時に「次に生まれる所は、平和な世界に」と願ったでしょう?」


「た、確かに」エミリーがはっとした表情をする。


「そして、君。山下英二やましたえいじくんは、「次生まれ変わる時は、異世界に」って願ったよね?」

ラフェーリアがエドガーを見ながら言った。


「ぷっ、エド何それ。前世から中二病にかかってたの?」

エミリーが大爆笑した。


「エミリー、人それぞれだから。あまり黒歴史に塩を塗っては駄目よ」

ラフェーリアが優しくとがめる。エミリーがひとしきり笑った後、「はーい」と返事をする。


「私達としても、移住してくれる魂を探していたから渡りに船だったのよ。私達の世界はあなた達の住んでいた世界の約2倍あって、今いる惑星も2倍の広さなの。全然、住民?が足りないのよ」

ラファーリアが「困っているの」と言う表情をしながら説明をする。


「なので、定期的に元の君たちの様な異世界から移住者?魂で、こちらに来て貰っているんだ」

ラフェーリアが説明を続ける。


「君たちを含めて、君たち世界の魂の力は強くてね。こちらの世界で死後、複数の魂に分裂できるくらい力を持っているんだ。だから、定期的に来てもらっている訳」

ラフェーリアが「理解できたかしら?」と言うような表情をする。


「はい、女神様。質問です」

エミリーが元気よく手を挙げた。


「はい、エミリーさん。どうぞ。ちなみにラファーとラフェーでいいわよ」

ラファーリアがエミリーに発言を許可する。


「私達は、こちらの世界で死んだ後。魂が分裂しちゃうのですか?」

エミリーが落ち着きながら質問をする。


「そうね、分裂は言い過ぎかも。あなた方の魂が分身する感じかしら?死後なのですでに意識は無いんだけど、魂の力が強いからいくつにも分身出来るのよ。それに分身後もそれぞれに力があるから、転生後も成長力があってすごいの」

ラファーリアが楽しそうに言う。


「はい、ラファー様。自分からも質問をよろしいでしょうか?」

エドガーが不敬にならないように気を付けながら、質問をする。ラファーが頷き許可を出す。


「それでは、自分達は転生後そうそうに、死んだ方が都合がよいのでは?」


ここまでお読みいただきありがとうございました。

後2話お楽しみいただければ嬉しです。

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