エピローグ
これにて第一章は完結…
で、続きを書きたかったのですがどうにもリアルが忙しく不定期更新になりそうなのでここでいったん完結にしたいと思います。
リアル環境が落ち着きましたら更新を再開したいと思いますので何卒ご理解をよろしくお願いいたします。
では、どうぞ。
魔物の襲撃から3日が経ち、街は平穏を取り戻した。
あの襲撃の後、オーガを倒した私は限界まで魔力を使い果たし魔力切れで2日ほど意識を失っていたらしい。
意識を失っている間に折れた肋骨や痛めた左腕は自在に動くようになっていた。
後から紫音に聞いた話では、教会の神父が回復魔法で癒してくれたらしい。
その時に紫音から「あまり心配させないで…」と悲しそうな顔で言われてしまった。
魔力を限界まで使ってしまったことによる後遺症は特になく、いつも通りに体を動かせるがほんの少し気怠さが残っている。
流石に回復魔法でも身体の疲労は無くせないらしい。
森の中に入っていった冒険者たちは、オーガの出現によって命を落としてしまったが彼らもいつか命を落とすことは覚悟していただろう。
しかし、彼らだって死にたくはなかったはずだ。
そう思うと、少し悲しく思うのは私が昔よりも大分甘くなったためだろう。
「咲楽」
「はい、なんでしょうか」
紫音に声をかけられ思考を中断する。
現在私たちはギルドから緊急クエストの達成報酬と上乗せでオーガの討伐報酬を受け取った帰り道だ。
袋の中には金貨が1枚と大銀貨が5枚、銀貨が30枚ほど入っている。
大分お金に余裕ができ少しなら贅沢してもかまわないほどだ。
「何度も言うようだけどもうあんな無茶はしないでね?咲楽が死んじゃったら私は…」
「大丈夫ですよ、紫音」
私は紫音の頭に手を置き撫でる。
「もう無茶はしません」
「本当?」
「はい、本当です」
嘘だ。
私は紫音を助けるためならば例え自分のみがどうなろうと助けるだろう。
もちろん、紫音のメイド兼護衛として付いているからには手足の1本や2本失う覚悟ぐらいはしている。
しかし、私が死んでしまったら紫音が悲しんでしまう。
それだけは絶対に避けなければならないことだ。
そのためにも今後は身体能力強化魔術についてもっと詳しく知っていかないと駄目だろう。
私は心の中でこれからの目標を定めると夕日が沈んでいく街の中を紫音と歩いた。
いかがだったでしょうか?
誤字脱字報告よろしくお願いします。
これにていせたん第一章は終了です。
第二章以降の更新はいつになるかわかりませんが、続きがかけるようになったら活動報告にてお知らせしたいと思います。
では皆様、ここまで読んでくださりありがとうございました。




