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地底人と戦う戦隊

199話 地底人と戦う戦隊


 ドッカーン!


 その戦闘モグラタンクをオレのバイクから発射したミサイルで爆破した。


 奴らは密かに地球上に侵略を始めた地底人だ。

 通称「ウンターヴェルド」と呼ぶ。


 まあ彼らがそう名のったから、そう呼んでるんだが、地底からやってくるのは確かだ。


 タンクのそばに倒れてる女が。

 

 行ってみると地底人が着ている戦闘服の女だ。

 髪の色が緑だ。


「うっ……」


 ん、オレは胸の膨らみの下に耳をあて。


「生きてる。イテッ!」


「イヤらしい。生きてるって、見ればわかるんじゃないブラック。なんでおっぱい触ってるのよ」


 おっぱいを上げて心臓の鼓動を。


 黄色いゴーグルの女。

 仲間のイエローだ。

 ちょっと嫌味な女でオレは好きじゃない。

 それにスケベだ。

 今日は叩かれたが、スキあらばカンチョーをしてくる。子供か!


「どうしたの?」


「パープル、見て敵の女よ。まだ生きてるわ」


 イエローをサイドカーに乗せて来た仲間のパープルだ。

 イエローは免許を持ってない。原付きは持ってたかな?

 パープルも女だ。紫のゴーグルをとれば普段はモデルをしている美人だが、ちょっと怖い。


「あのタンクに乗っていたんじゃないな。タンクは木端微塵だった」


「ああ、オレのミサイルだ。中に乗っていたら……」


 あとからオレのバトルバイクと同じ型のバイクで来たのはリーダーのレッドだ。


「女だって……」


 次に来たのはブルー。こいつは一番若い。まだ学生だ。


「ブルー、悪いがイエローを後ろに乗せてくれ。

ブラック、女をパープルのサイドカーに。基地に戻るぞ!」


「ブルー、乗るわ」

「おい、ドコに乗ってるんだ。後ろに乗れ。タンクの上に乗られたら前が見えないぞ。それに、なんでこっちを向いてる」

「ハイハイ、後ろのシートよね」

「そうだ、変なトコ触るなよ。まえに乗せたときには事故りそうになったんだからな」


「変なトコって、ドコ? ココかな」

「コラ、だから……」

「ホラ、レッドたち行っちゃたよ」


 最後はいつもオレが走る。

 前にブルーの後ろに乗るイエローの尻が。


 オレたちの戦闘スーツは、薄くて体にピッタリだ。イエローの尻はいつもはサイドカーなんで見えないが、今日は。

 そそるぜ。あのデカ尻。

 あれで性格さえ良ければ。


 オレたちの基地は、ある田園地帯の農作業倉庫にある入り口から入り地下に。


 オレたちの司令は人間ではない。

 AI搭載の人型ロボットだ。

 設計したやつの顔が見たい。

 姿は、あの人気アイドルグループフィリアの犬上明菜そっくりだ。

 自立歩行が出来ないのか車椅子に座っている。喋りはボーカロイドのそれだが、声の元は犬上明菜だとわかる。

 ファンなんだろうな、作ったヤツ。


「今回の攻撃は素晴らしかった、モグラタンクからソルジャーが出る前に攻略。見事ね、特にブラックの活躍は、なかなかだったよ。コチラに」


 アンドロイドのラバーの唇が頬にキスを。


 ぜんぜんうれしくない。

 それより。


「あの地底人の女は?」


「今は、医療チームが介抱している。話しをするのは明日になるだろ」


 チームと言っても多分機械だ。オレはこの基地で仲間の四人以外の人間を見たことがない。


 ロッカールームで着替えて皆、それぞれの自宅に。


 レッドとパープルは、恋人同士で二人で軽トラで帰った。

 レッドは農家の次男坊だ。


 ブルーはイエローとバイクで。


 オレは相変わらず一人で。

 バイトの配達用スーパーカブにまたがった。


 なんで5人なんだ、半端じゃねーの。

 戦闘が終わるとオレはいつも一人。


 レッドは爽やかそうなイケメン。

 ブルーはちょっとクールなんだが、ドコか坊やな大学生。きっと童貞だ。


 オレはゴツい顔のデカぶつ男。自衛隊出身。


 パープルもイエローもテレビに出ててもおかしくない美人だ。

 が、もう一つ二人とも好みじゃない。


 自衛隊にいた頃はモテモテだったんだオレ。


 オレはある夜。街で好みだが、やたらと強い女を見た。


               つづく

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