表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
株式会社エデン、異世界対策課  作者: 虎川 悟
85/260

M0K5 地球侵略行為21 魔界16

「女、突然出てきて何の用だ?吾の邪魔をするというならただでは済まさんぞ!」


と魔王は凄んできた。私は鼻で笑い。


「耳が悪いのでしょうか?ルシフルさん?ああ、自己紹介がまだでございましたね。私は藤井月姫と申します。今からあなたを倒すものです」


「フハハハハハ面白いできるならやって見せろ吾は不滅だ!」


といって再びルシフルは樹木を生やして襲い掛かってきました。しかも前より殺傷力と量が多い。


「さっきは油断したが、貴様を殺すのにはこれくらいが必要だと判断した」


と高笑いをしている。


「カスミ、行くよ」


と私は小さくつぶやくとカスミは尻尾の先を刃にし、私は、薙刀を構えます。

 そして私が薙刀を振るうのと同時にカスミは尻尾を振り回し、迫ってきた樹木を切り刻みますが、切ったそばから次々に生えてきた。

 しかもさらにひどいことにどんどんと硬く鋭く重くなっていった。

 私たちは火ネズミの革衣を身にまとってから、さらに攻撃を加える。今回は切り口を燃やし、細胞ごとぶち壊します。

 ルシフルは次に指を上に向けてカッ!と光り、カスミに雷が落ちた。私とカスミはそれに動じることなく平然としていることに気づいてルシフルは歯ぎしりをしていて、更に落雷を降らした。

 私とカスミは影に入って移動し、それを躱す。そして影の中で札を一枚取りだして妖力を籠めて影の上にめがけて放り投げる。

 お札は落雷にぶつかり、塵じりになり、ルシフルはそれに気づくことなく私たちを探しています。

 放り投げたお札は塵にすることを目的で放ったため、動じることなく次々に放り投げると、塵が集まって目玉がたくさん出てきました。


「『百目機とどめき』」


の完成です。

 百目機たちは落雷を次々に呑み込んでいき、目が真っ赤になりました。

 ルシフルは疲れたようでしたが、丁度百目機もエネルギーが満タンになりましたので、私はカスミと一緒に影から出てルシフルの前に姿を見せる。


「吾が攻撃をやめたのを見てようやく出て来たか。だがなぁ吾の攻撃はまだあるぞ!」


といいながらまた落雷を落とそうとしてきましたが、百目機が雷を吸収し、目の瞳孔の部分が白く光り全体がバチバチと発光し始め、目からレーザーが出て来た。

 ルシフル

は自身の力を過信しているらしく、そのレーザーを避けようともしない。しかしすぐに度肝を抜かれることになった。

 レーザーはルシフルの腕を貫き体中を貫いた。

ルシフルは信じられないものを見たという表情をして眼を剥き、魔力を操作して自身の体の穴をふさいだ。


「女!何をした!なぜ神たる吾がけがをするのだ!そこのガキどももそうだ!吾を倒せるのは同じ神だけ、、、くっくくくくくそうか、そういうことだな?」


「ああ、神よ!またお前らか!また吾の邪魔をするつもりか!己が身で戦おうともせず矮小な人間に道楽に力を授けやがって!それじゃあ吾がしたことと全く同じではないか!」


「無視か!それでは吾はここにいる奴らから力を奪うことにしようか!」


「すまんかったなニンゲンよ!吾は今より貴様らを葬ることとしよう」


といっておそらく歌海君から奪ったと思われる闇を広げた。

 確か歌海君の闇はどちらかというと影というほうが正解でしたが、ルシフルの闇は呪いといった感じだ

 その闇からは恨みや怒り、絶望などを叫ぶ声と顔が浮かび上がっていた。そしてその口から冷気と共に呪いがあふれ出ます。

 高森兄妹と清水さんはじゅうたんに乗って空を飛ぶことで呪いを回避し、私は弓とお札を使って結界を張り、呪いを押しのけます。


「はっ!歌海君は!」


「大丈夫です!歌海君は呪いが効きません!」


「歌海とは先程の人間のことか?吾に精霊獣の力を献上した?フフフ無駄だ。この呪いは有象無象の呪いではないぞ!人間ごときに防ぐことは不可能だ!」


といっていましたが、社長と聖先輩にこっそり付けたお札の反応はまだあるので、全然問題がないようでした。


「そんな!あの呪いは浴びるとどうなるんというんですか?」


「吾をここまで愚弄した褒美だ直に味わえ!」


といってルシフルがベッタリと付いた大きな岩を隕石のように落としてきた。


「そうだなぁこれに名をつけるとしたら、『魔王の鉄槌アポカリプス』とでもいうか」


とのんきに言っていました。

 私はカスミに目をやるとカスミは私の武器の蓬莱の玉の枝を取り出して私の替わりにアポカリプスとかいう隕石に向けます。

 私は片手間で妖力を籠めると、今までにないくらいの大きさの玉が一つ出現した。その球は銀色に輝いていた。

 隕石と同等のサイズになった銀の球は静かに隕石にぶつかり、呪いが光を嫌うかのように退いていった。残りは大きな岩だけでしたが、


「その岩、もう粉々だよ!」


と高森真が言うと、文字通り隕石が粉になります。

 一通り呪いの濁流が静まり、流れていったときに、魔王は感心した表情をしてゆっくりと拍手をしていた。


「よく吾を退けたな。だがなぁあの歌海とかいう人間は無事では済まないだろう」


「ッツ!私が見に行くわ」


といってすぐに清水さんが飛び出して行ってしまいました。

 私は呪いの影響を受けなかった百目機を操作して魔王を囲い、一斉にレーザーを放った。ルシフルは瞬時に氷を作り出してレーザーを屈折させ、ビームにして私に跳ね返してきました。

 どうやらその氷には神力が混ざっているらしく、解けていなかった。

 私は瞬時に大槌に変化させ、ビームに向かって思いっきり振るい、吸収して跳ね返す。その時に神力を混じった炎を纏わせることも忘れずに。

 跳ね返ったビーム団はルシフルの周りの氷を砕きルシフルの体にクリーンヒットした。ルシフルはその一撃を食らい、吹き飛び壁にめり込んだ。


「ぐっふぉぁーー!」


ルシフルがめり込んだのを見た私は警戒し、武器を構えていると、案の定ルシフルは無事です。こいつは不死身なんでしょうか?


「「やったか?」」


「あの高森さん方それは、「フラグというものだな」な?!」


魔王はよろよろと立ち上がりながら言ってきた。


〈清水 彩〉


 私は呪いの残りに触れないように気を付けながら階段を駆け下りていく。

 階段を駆け下りながら歌海君を探しているとついに見つけました。歌海君はまるで呪いの存在を知らないかのように平然として、息を切らしている私を不思議そうな顔をしてみています。


「清水さん。息を切らせて大丈夫ですか?どうしたんです?」


「今さっき魔王ルシフルが呪いをばらまいたの。あなたは大丈夫だったかしら?ごめんなさい。守れずに」


「?っどういうことですか?俺はずっと廊下を走っていましたけど。あーそういえば何か少しヒヤッとした感触があったくらいですかね」


「それ!なんともなかったの?!」


「ええ、俺は別に「ちょっと見させて!」え?」


私は返事を待つことなく歌海君を鑑定して状態を確認する。


「ええ?本当に?なんともない。どうして?嘘でしょ!」


「あの、、、清水さん?どうしたんです?」


「呪いがかかってないのよ。あんなに濃厚な呪いの塊をそのまま受けたはずなのに」


「あ、呪いのことですか。俺の武器は呪いですよ?耐性があるのは当然じゃあないですか」


「そうね。でもそれにしてはおかしいわね。だって相手は一応は神よ?」


私が頭をひねっていると


『それはメアが説明するの!』


と急に元気な声が響いたかと思ったら歌海君の肩に肩車するように幼いゴスロリの服を着た女の子が笑っていた。


『簡単に言うとメアがお兄ちゃんを呪いから守ったの!私を救ってくれたお礼なの』


「そうなの!ありがとうね。お嬢ちゃん」


『む~お嬢ちゃんじゃなくてメアはメアなの!』


「ごごめんね?メアちゃん。それでメアちゃんがお兄ちゃんたちを守ってくれたの?」


『そうなの!この二人のお兄ちゃんは、助けないとお兄ちゃんが悲しむと思ったからなの!』


「ということらしいです。ありがとうねメアちゃん」


『エッヘン!これで恩返しできたかな?お兄ちゃん』


「うん!ありがとうねメアちゃん」


といってメアちゃんの頭をなでる歌海君。そして嬉しそうにもだえるメアちゃん。かわいい。


「そういうことね。せっかくだし私も手伝うわ」


といって片方を担ごうと手を伸ばすが、歌海君は少し引いてから、


「いいえ、女性に重たいものを持たせるわけにはいきません。俺が運びます」


あら紳士的。こういう時この荷物、もとい勇君は絶対に「おお、ありがとうじゃあこっちお願い」って言って重たいほうを渡してくるわ。


「じゃあせめて護衛だけさせて?君今力が半減しているでしょう?」


「あ、これ以上断るのは失礼にあたりますね。じゃあそれをお願いします」


というので私は歌海君の護衛を開始する。護衛といっても横を歩いて話をするだけだけどね。

 だけど気を付けることと言ったらあまり話しているとメアちゃんがむくれるけどね。かわいいけど

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ