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株式会社エデン、異世界対策課  作者: 虎川 悟
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閑話 歓迎会前

「『新入社員歓迎会のお知らせ』ああ、そういうことか」


俺は朝起きて家のポストを確認すると手紙が入っていた。そういえば帰って来た人たち全員エデンに就職したんだっけ。

 手紙の中を確認すると日時と場所と登録番号が入っていた。どうやら園田社長が持っている世界の一つで歓迎会をして、あのレジェンドたちも参加するということだ。そういえば俺も会うのは久しぶりだな。

 俺は当日になるのを楽しみにしていると、メッセージアプリの通信音が来た。スマホには歌海綺星と出ていた。そう言えば昨日連絡先交換したんだっけ?ハイハイ何かな?


『正義♪歓迎会のお知らせって来たけどこの場所ってどこかわかるか?(・・?』


というものだ。確かに俺も初めはわからなかったから無理もない。


『前に清水さんと本社の地下に来た時にいっぱい扉が置いてあった部屋なかった?あの部屋の扉の隣の端末に手紙に書いてある文字を打ち込むと行けるよ。もしわからなかったら一緒に行くか?』


すぐに返事が返ってきた。


『おう♪助かるゼイ。集合時間は何時にする?俺は何時でも大丈夫だけど。土曜日だし』


『じゃあ時間の20分前に本社の近くのコンビニで待ち合わせね』


『了解~楽しみにしとくぜ('ω')ノシあ、そうだ俺のお菓子作って持っていくよ』


『作るなら清水さんにお願いして本社の地下使うか?それかアイテムバッグ貸そうか?歌君のお菓子を津持っていくとハイエナが寄ってこないとも限らないからね』


『アイテムバッグで頼む。俺の調理室は特別性だから香りを漏らさないようになっているから』


『りょうかーい('ω')ノシ』


切れた。

 さて俺は如何しようかな溜まっていた仕事でも片付けようとおもむろにパソコンを付けると、あんまり溜まっていなかった。あ、そうか俺確かに一か月くらい向こうの世界に行ったけど本社公認の魔法陣だから時間がたってないのか。

 俺はやることもないので映画でも見に行くことにしようかな。と俺は電車に揺られて都会の映画館で、映画を二、三本くらい見ようかな。

 お?これは恋愛映画とホラー映画か?これレビューすげえな泣けるとか夜眠れなくなるとかいろいろ書かれてあった。

 結局映画は両方見終わり、時間は夕方なので繁華街でもうろうろしていると、視界の端で、よく見慣れた、だけどこの世界では絶対にありえない影を見た。

 しかもその影は路地裏に女性を引きずり込んでいく。女性は何が起きたかわからず悲鳴を上げるが、繁華街の騒音でかき消され誰も気づかない。

 俺はそれに気づいてあくまで自然に連れ込まれた路地裏に行き、練るのに苦労するが魔力を目に集めて、残滓を追うと、袋小路になっている場所に複数の影に襲われて、服を引き裂かれている女性が抵抗している。

 まずいと思った俺は本社に連絡するより先に飛び出して、影に向かって全力で蹴りをお見舞いし、影を蹴散らす。

 目が慣れてきたのと独特の臭いでゴブリンだとわかる。俺はなぜこいつが魔素・・がない地球では絶対に生まれないはずなのにという疑問を残しつつ、痕跡を残さないよう刃物を使わず静かに

倒すことにした。

 外の騒音から多少暴れても大丈夫と考えた俺はポケットにこっそりと持っていたビー玉を取り出して魔力でコーティングして、ゴブリンの口に投げる。するとゴブリンは反射的に飲み込み、醜悪な笑みを浮かべて、俺を襲おうととびかかってきた。

 俺はにやりと笑いそこを動かなかった。ゴブリンは空中でいきなりもがき苦しみだして、地面に堕ちた。ゴブリンはゴトリと鈍い音がして、ゴブリンは石になっていた。

 少しの静寂が訪れ、ゴブリンは錯乱しだした。俺は一匹のゴブリンを残してすべてを石にし、収納しておく。

 そして残ったゴブリンを俺はわざと逃がした。もちろんただ逃がしただけじゃなく発信機代わりに俺の魔力を流した遅効性毒が入っているビー玉を入れたため、しばらくの間は大丈夫だ。

俺はいまだに恐怖で動けない女性に近づき、比較的優しく心掛けた声で、

 

「大丈夫ですか?助けるのが遅くなり申し訳ない」


といって、大事なところを手で押さえ、震える女性に大きめのタオルをかけて清水さんに電話をする。


「もしもし清水さん。先程〇〇駅近くの繁華街で女性がゴブリン数匹に襲われているのを発見して、助けたけど、服が破かれているから、代わりの服持ってきて」


『え?え?え?どういう状況?とりあえず分かったわいくつか持っていくから勇君は周囲を警戒していて』


というなり電話を切るのも忘れてドタバタと電話口から聞こえる。

 俺はそっと電話を切って、次にもう一か所に電話をかける。

 エデンには本社の地下で、異世界の素材を研究加工する機関と、俺や月姫ちゃんみたいに異世界に行く実働班ともう一つ、地球で逆に召喚。俺たちは侵略者や、来訪者などと呼んでいるが彼らの対応をする班がある。そこに電話をした。


「もしもし審査班の聖ですが、先程ゴブリン数体を発見。一体に俺の魔力を含ませた球を飲ませて逃がした。追跡を頼む」


とだけ言って電話を切る。

 そのまま女性のほうを見ないように気を付けながら、周囲の警戒をしていると、ロングヘアのスーツを着た女性が紙袋を持って走ってきました。


「勇君お待たせ。それで件の女性はこの人ね?」


といって女性のケアを開始する。

 清水さんは持っていたバッグから簡易的な着替え室を取り出して素早く設置し、女性を中に入れるように促して、持っていた紙袋を渡して着替えさせる。

 着替えを待っている間に清水さんは俺に事情を聴くために目の前にやってきたので、俺は事情を説明する。

 しばらくして着替えていた女性が出てきました。女性はまだ顔色が悪く、小刻みに震えていたため服が乱れていた。清水さんは俺に向かって目で合図をしていたので、俺は素早く折りたたみ机と椅子を取り出して紅茶とお茶うけを用意する。


「じゃあ俺は来訪班に合流しますので、机とかはまたあとで」


と俺は清水さんに彼女のケアを頼み、ゴブリンに飲ませた魔力を追う。



〈清水 彩〉


 私は休日の夕方に急に勇君から連絡が入ってきた。私は内容を聞いて驚愕の表情を浮かべてすぐさま行動を開始した。私は数サイズの服と下着を急いで紙袋に詰め込み家を飛び出した。

 私は電車を乗り継ぎ勇君が言っていた場所に急ぐと、大きなタオルに身を包みしゃがんでしくしくと泣いている女性と、周りを警戒している勇君がいた。

 傍から見たら勇君が襲ったみたいに見えると一瞬考えたが、よく見ると勇君のものじゃない魔力が見えたためすぐにその考えを消す。

 私は女性のそばに駆け寄り、バッグの中から簡易着替え室を取り出して、設置後女性に着替えさせる。

 女性は小刻みに震えていたため私は彼女のケアすることにし、勇君に視線を向けると彼は無言で頷き瞬く間にティーセットを用意してくれました。

 その後彼は来訪班に合流するといって、走っていきました。

 私は彼女を座らせて心のケアをして落ち着かせた後、能力を使うことにしました。私のエデンでの役割は侵略者の被害者や、迷い人のケアを担当している。私は彼女が落ち着くまで背中をさすり、落ち着かせてから、頭を撫でるふりをして、


「『バクメア』」


と唱えると、彼女は体を弛緩させて食ったりと机に突っ伏した後眠りました。

 寝顔は最初は眉間にしわが寄っていたが、次第に落ち着き、気持ちよさそうに眠っています。私は荷物を片付けて、彼女を背負い街へと消えていきました。




〈再び聖勇者〉


 俺は女性の対処をお任せしてから俺はゴブリンにつけた発信機を探りながら、走っていく。

 しばらく走ると一つの廃墟に着いた。俺は廃墟に入ろうとしたときに、背後から急に声をかけられた。もちろん警察ではなく、来訪班だ。


「聖さんありがとうございます。ここからは私たちが担当いたします」


というので俺は彼らに任せて帰ることにしました。反応はすでに地球にはなく、別の世界にいるようでした。

 俺は石化させた連中を本社に持っていき、俺の所属している審査班の中にいる魔力探索に長けた人物にもっていき、織の中に入れて解除します。

 ようやく俺は帰れましたよ。えっと確か明日だったかな?夕方前に歌君から連絡があるらしいから、合流してそれから出発するかな。

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