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株式会社エデン、異世界対策課  作者: 虎川 悟
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M5K0 アフロディア4

 次の日、朝食のパンと野菜に塩を振っただけの簡素なサラダ、兎肉のスープを食べて、昨日探索をし終えたので、

「次に属性や魔法を使える魔物に遭遇して、その魔物を討伐できれば装備一新する?」


「いいのか?やったー(/・ω・)/」


と俺らはギルドに寄ってから街を出ました。

 ギルドでは、街周辺で狩れる属性、魔法持ちの魔物の情報を聞き出していました。けれどこの周辺の街では加工できる職人がいなかったそうなので加工できる職人を聞くと、隣の国にならいるらしいとのこと。

 俺らは今回乗合馬車を使うことにしようと思いました。乗合馬車とはバスみたいのもので数人乗り込み街から街までを運ぶ人専用の馬車です。

 俺たちが冒険者だということを言うと、少し料金を安く設定してくれました。馬車はサスペンションもゴムタイヤも当然ないので、腰とおしりが滅茶苦茶痛いけど歩くよりは格段に速く、楽なので、馬車に乗っている人と情報交換をしながら景色が流れていくのを見ながら楽しく過ごしていると、探知魔法に反応があった。反応は複数で、街道沿いを挟み込むように複数人待ち伏せしていました。

 俺は歌君に反応があったことをそれも人間たぶん盗賊がいることをこっそりと言い、御者に山賊の反応があったことを言って、俺達は馬車を下りると銃に手をかけ、両方を申モードにして、歌君は剣に手をかけ馬車の護衛に専念する。

 俺の銃の位置は腰の後ろにあるので、傍から見れば腰に手をまわしているように見えます。そんな俺がゆっくり山賊の方に向かって歩いているんだから盗賊は動揺しているようでしたが、俺が盗賊の近くに近づいていくと作戦が決まったようでガサガサという音を鳴らして、ニヤニヤといやらしい嗤い声をしながら出てきて、親玉らしい男が

「おい、お前金目のもん出しな!その服もだパンツは勘弁してやる」



とテンプレを言ってきた。俺は、


「断る!」


といい、手に握っていた魔導銃を取り出して、一番近くにいるボロボロの斧を持っている男に向けて、


「お前ら、今すぐ武器を下し頭を後ろにして腹ばいになるなら危害は加えない!」


と警察っぽいことを言ってみた。すると盗賊どもはゲラゲラと笑いながら


「おいおい!頭大丈夫か?こいつ。おい兄ちゃん今どういう状況かわかってんのか?そんな変なおもちゃ

を向けられても怖くもねえよ」


というセリフを皮切りに盗賊達はじりじりとにじり寄ってきました。

 俺はため息を漏らして、遠慮なく発砲していくことにしました。パンパァンという音が響き近くにいた盗賊が光っている網につかまりました。俺は次々と発砲し、盗賊を発砲していくことにしました。

 あえて親玉らしき男は狙わずにその周囲の手下を撃ちまくり拘束していく。親玉は


「は?は?は?おいおいお前らなんだ?この体たらくはそれでも俺の部下か?ああ?」


と脅すように言ってきました。

 俺は探知魔法で判断できた親玉以外を拘束して親玉に銃口を向けて、


「おとなしく拘束されてくれない?」


というと、親玉は憤慨して手に持っている斧を振り回しながら向かってきました。

 俺は別に発砲してもよかったのだがたまには格闘や近接戦闘がしたくなったので、あえて銃をしまい、斧を振り回している親玉は、さらに激昂し、頭の血管がはちきれそうになっていました。

 親玉は俺の頭をかち割ろうと振り下ろしてきました。俺は半身をどけて躱すと足を振り上げて斧の横を思い切り蹴ると、親玉はのけぞり、斧が大きく外れて地面に突き刺さりました。俺はさらに小さなナイフを取り出して手の筋目掛けて思い切り投げました。投げたナイフは手の筋にまっすぐ吸い込まれるように刺さり、親玉は呻き声をあげて、斧を落としました。

 俺はすかさず手を抑えている親玉のみぞおちに向かい思い切り蹴り、腹を抑えている親玉の頭を掴み顎に膝蹴りを加えました。すると、親玉はそのまま気絶しましたので、俺はすっきりした顔をして銃を再び向けて発砲し拘束する。

 俺はすっきりした顔をして乗合馬車に戻ると歌君は


「お疲れ様ー('ω')ノ」


とねぎらいの声を上げて手を上にあげてハイタッチの待ちポーズをしました。俺はそれにこたえてハイタッチをして御者に盗賊はどうするのかということを聞くと、普通は捕縛して街に行けば懸賞金をもらえる。とのことです。それを聞いた俺は御者に街への到着時間を聞くと、盗賊のほうに向かい、銃を巳モードに変えて雷の魔力を込めて発砲し、麻痺にする。その後、俺はもう片方を未モードに変えて自分に使うし、盗賊連中に放つと体が軽くなり、風船みたいに浮かび上がりました。

 未モードを使うモードに変えると体が軽くなる。相手に対して、魔力を強く籠めると風船みたいに浮かび上がります。

 そのまま、申モードの紐を持ち馬車に戻り御者に許可をもらい、後ろの骨組みに紐の端を括り付けて席に戻る。あとで歌君に聞いたところ、遊園地とかにいる風船を配ってる人みたいと笑っていました。

 俺達はそのまま景色が流れていくのを楽しみながら時間を過ごしていると、遠くのほうで街が見えました。街に近づくと門の前に衛兵が集まり、警戒しだしました。

 俺らは何だろうと思っていると衛兵のリーダーっぽい人たちが、

「なんだそいつらは!」

と盗賊を見て驚いていました。俺らはうっかり忘れてたと思い出して、骨組みに付けているひもを外して、歌君と一緒に降りて衛兵に事情を話しギルドカードを見せる。ついでに乗合馬車は関係ないので通すように言い、俺達はその場に残りました。

「そいつらが盗賊だということは分かった。だが、なぜこいつらは宙に浮いていて、よくわからん紐で繋がれているんだ?」

とまっとうなことを言ってきたので

「持ち運びしやすいようにです。いっぱいいたほうが懸賞金もいっぱいもらえるかもだからです。どうやったかは俺の能力とだけ。正確には言えない」


というと、不服そうな顔をしましたが、そのままでは顔を見て懸賞金がかかってないかの確認ができないからおろしてくれと言ってきたので、俺は少しずつ盗賊を降ろし仰向けに並べました。

 衛兵長が顔を調べているので少し待っていると、衛兵に牢屋に入れるので、紐を解いてほしいと言われたので松明を借りて、紐に近づけると紐は、軽く燃えて消滅しました。

「あとは麻痺がありますが、麻痺は大体日の入りくらいにはとけると思うので、そのまま牢屋に入れてくださいね。」

というと衛兵たちは盗賊の身ぐるみを剥ぎ、服だけにしましたそのまま二人一組で盗賊を運ぶのを眺めていると、衛兵の一人が懸賞金を持ってきました。それほど懸賞金がかかってないのか袋が小さかった。

 俺達はお礼を言い、その場を去ろうとしましたが衛兵に少し待ってと言われ、盗賊たちの身柄はあとで奴隷となり売られるということと、その売上金の一部は俺達にもらえるとのことでしたが、俺たちは一つの街の滞在時間が短い事を説明すると、、俺らのギルドの口座に貯金されるようにしてくれるとのことで、ギルドカードを貸してほしいと言われましたので、貸して、ようやく街に入ることができました。

 街に入りギルドに入り周辺の地域を調べて、クエストを見ても特に突出するところはなく、地図を確認させてもらうと次に行く予定の街は国境の街らしく、冒険者なら、カードを提示するだけで大体の国にはか入れて、一部の国には冒険者ギルドがないので、入れないというわけだそうです。

 俺は先ほどの衛兵の話を受付に話しておいて、街に繰り出し、喫茶店で

「そういえば歌君前から言ってたキラキラ光ってたものの正体はわかったの?」


「いや?全然」


「なんか次に行く予定の国に精霊の森とかいう森があるみたいでさぁ。もしよかったら行ってみる?」


「まじで楽しみ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°いってみたい!」


という反応をしつつ、この喫茶店のメニューを見ていたら何かおっきいパウンドケーキみたいなケーキを食べています。歌君の反応を見ると食べたそうだったので、

「あれ食べる?」

と聞くと、さらに目を子供みたいにキラキラさせて

「いいの?いいの?°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」

とはしゃいできました。俺は頷き、店員さんを呼び、ケーキを食べている人に目を向けて、

「あのケーキってなんていうの?」

と聞き注文する。

 しばらく待つとそのケーキがやってきました。サイズはホールケーキ一つ分くらいありそうな大きさです。歌君はケーキを目の前にし、ケーキを食べる用ではなく、パスタ用のフォークを手にして真剣な表情で、ケーキに挑みました。

 そのケーキは匂いだけでも甘ったるいにおいを漂わせていますが、歌君は全く食べる速度を緩めずにどんどんと食べ進めていきます。しかし、フードファイターのようではなくケーキをおいしそうに食べる女性みたいに食べています。ただ、その規模が違うだけで・・・

 俺はその光景を静かに見守っていました。

 その後二十分で歌君はケーキをペロッと平らげてしまいました。俺はその光景に自然と拍手をして、いると周りで見ていた、客や店員に通行人までもが拍手をし、拍手の大豪雨が起こりました。


〈勇者サイド〉

 俺は取り巻きB勇者だ!俺は前回狂戦士の木島と、騎士の取り巻きAと聖女の小栗と一緒に旅に出たが、ゴブリンどもの卑劣な罠により森の中で追い掛け回されたところだ。


「ゼェーゼェゼェ」「はぁーはぁーはぁ」「ヒーヒーヒー」「はぁはぁはぁ、ふざけんな!」


と俺らはなんとかゴブリンから逃げ切り息を切らせて休憩をしました。

そうしていると狂戦士木島《荷物持ち》が、


「お前のせいだ、お前があんなところで騒がなけばこうはならなかったんじゃねえのか?ああ?」


「うるさいなあ荷物持ちの分際で。ちょっと黙ってよ木島」


と、俺は挑発をすると、木島は掴みかかってきました。俺は勇者なんだからこんなのは楽勝と、ゆっくり手を出すともともとのリーチの差で、木島のほうが先に攻撃が通り、俺は吹き飛びました。

「はへぇ?なんで?俺は勇者なのに」


「馬鹿じゃねえのお前。いくら役職がついていようがお前は喧嘩に慣れてねえんだから俺に勝てるわきゃねえだろ」


といわれ、俺はハッとして、

「みんなごめん勇者って言葉に舞い上がってた」

と反省しました。次からは心を入れ替えて頑張ります。


というものだ、ふむ荷物持ちの分際で偉そうなことを言うな。だが、別にいなくても大丈夫だがな。俺の能力の中にはアイテムボックスがある。だから、別にこいつがいなくても何とかなる。

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