安倍晴明宅
おじいさんのありがた~い おはなし。
「晴明さ~ん、開けて」
小式部がいうと、門がすーっとあいた。
屋敷から、小僧が 一人でてきた。
「師匠は、今、忙しいんです。小娘は帰りなさい。」
「あなた、元は紙切れのくせに 偉そうに、もう!」
「晴明さ~ん!」
「ああ、小式部さんですか。」
「大江山の件で、聞きたいことがあるの。」
「朝ぼらけおじさんを撃退した件ですか?」
「それはいいの。じゃなくて『酒呑童寺』の件。」
「風紀の乱れですか。」
「問題は、『ほすとくらぶ』なのよ。」
「うむ。」
「で、わたしが、解決するの。」
「いや、それは危険ですよ?」
「だから、付いてきて」
「それは、頼光殿と、保昌殿が……」
「『ほすとくらぶ』は男は入れないの。」
「わたしも男ですよ。」
「だから、貸してよ。し・き・が・み。」
「危険ですよ。」
「だから、影からさぽーとして」
「ふ~ん、やれやれですね。わかりましたよ。」
「博雅さんも呼んどいて、らいぶよ!」
といわけで、晴明も大江山までついていくことになったとさ。
こっそり小式部の後をつけていた保昌は、2人が式神に乗って飛んでいくのを見て、びっくりして屋敷に帰って来て和泉式部にたずねた。
「なんで、うちの娘は晴明殿のを使えるのか。」
「知らないんですか?あの娘は、有名なおやじ使いですよ。」
「おやじ使い?」
「あの歌会以来、ふぁんが、激増して、次の博雅さんとのらいぶちけっとは そるどあうと…」
「そるどあうと?」
「ふぁんれたーが毎日届くんですよ。なかでも、おじさんたちに大人気。娘にしたいあいどる なんばーわんなんですよ。」
「いつのまに?」
「わたしたちが、丹後でおどってるうちに ぶれーくしたみたいですね。」
「とりあえず、様子を見てくる。」
保昌は、急いで大江山に向かった。
【ごきょうくん】
おじいさんとの約束だよ。
大江山の先が丹後じゃ。
百人一首は覚えておくといいぞ。
無敵の中2w




