急遽来日!時計塔からの転校生
細かい所が上手く思いつかなくて投稿が遅れてしまいました!スンマセン!
私立煌凰創盟学園登校2日目。1時間目で学校説明をした後は、早速授業が始まる。国内トップクラスと言うだけあって、学習内容は国立大学レベル。だからと言うべきか、勉強について行けずに退学してしまう人も、極少数だがいるらしい。まぁオックスフォードやハーバードとかみたいな海外の一流大学に行ける人とかなら、これくらい遊びと感じるレベルなんだろうけど。
「よーしそれじゃぁ早速授業を始めるぞー。と言いたいところだが、その前に新しいクラスメイトを紹介する。」
わぉ。このタイミングで転校してくる人がいるとは。昨日の入学式に間に合わなかったのが疑問でしかないが、諸事情と言うものがあるのだろう。
「別に転校ってわけじゃなくて入学式の日に間に合わなかっただけらしいんだが、昨日の交流授業に参加できなかったから紹介の時間を作らせてもらった。さ、どうぞ入って。」
クラス担任が合図をすると、勢いよくドアを開け、明るい声で入ってくる。入ってきたのは、シャーロックホームズのような探偵服を着た、いわゆる可愛い系と言われる感じの容姿美麗な美少女だった。
「ハロー!私の名前はシャーロット・ホームズ!イギリスから来たの!それになんと、あの名探偵シャーロックホームズの生まれ変わりだよー!入学式の日に飛行機のチケットが取れなかったのは焦ったけど、何とかなったよー。それじゃぁこれからよろしくね!」
「…ホームズ?確か苗字はローゼンバーグじゃ…」
「ううん。ホームズだよ?先生。」
「そ…そうだったか?た…確かにそうだった…かな。」
シャーロットさんの圧が凄かったのか押し負ける担任。しっかりしてくれと思いつつ転校生を見ていると、気のせいか一瞬視線を感じる。
「気のせいか…」
シャーロットさん紹介がサラッと終わると、担任に席を指定されて座ると、早速二時間目の授業が始まる。
「であるからして———」
「ねぇねぇ!イギリスから来たって言ってたけど、アフタヌーンティーとかよく食べるの?」
一時間目の授業が終わると一気に人が集まり質問攻めにあっていた。僕も興味があったので話しかけに行きたかったが、生徒会の書類を書く必要があった為すぐには行けなかった。
「勿論!週七で食べてたよ!」
「ていうかめっちゃ日本語うまくない?イントネーションも完璧だし!」
「確かに!どうやって覚えたの?言語学校とか行ってたの?」
「別にそんな大した事はしてないよ。オックスフォード大学に飛び級合格して、そこで会った日本人の同級生に色々教えてもらったんだ!結構簡単だったよ。」
「…オックスフォード…飛び級…簡単……」
「ね…ねぇ、一応聞きたいんだけど入試テストって何点だったの?海外の人用のテストってこの学校だとだと国内のテストより難しいって聞いたけど。」
「?勿論満点だったけど…そんなに難しかった?小学生の頃の私でも解けたんじゃないかな。」
サラッと天才発言をしていると、珍しく寝ずにいるレオが何故かシャーロットさんを真面目な目でじっと見つめている。
「どうした?知り合いの神でもいたか?」
書類を書きながら精神会話で聞いてみたが、一切返事がない。本当にどうしたのだろうか。そんなことを思っていると、シャーロットさんが席を立ちあがって何故か僕の方に近づいてきた。
「あ、どうも初めまして。僕の名前は紡音奏。一応生徒会やってます。シャーロットさんで合ってたよね…?これからよろしく!」
「こちらこそ!別に同級生なんだから呼び捨てで構わないよ。それより…君も持ってるんだね。その力。」
ん?その力っていうのは…スキルの事かな?でも何で知って…ていうかそもそも君もって……まさか!
よく見ると背後に何かが見える。一瞬レオの方を見たが、かなり焦っている様子で、色々と察した。
「成程。シャーロットさんも適応者ってわけか。ただでさえオックスフォードを飛び級合格した天才だというのに、まさか神の力まで扱えるとは。とんでもないとしか言いようがないね。」
「そうかな?君の力も調べた限り相当に見えるけど。あ、それと同級生なんだし「さん」はつけなくていいよ。」
「?あの二人、何話してるんだ?マスターとかその力とか。」
「まか、学力TOP同士の会話なんて意味わかんない事も多いだろ。」
調べた?そんなことできるのか?ていうかさっきからレオが無言なのが怖いんだが。本当にどうしちゃったんだよコイツ。あとこんな人前でしゃっべたら色々とまずくないか?要素が多すぎて整理しきれてないが、ひとまずここは場所の移動を促そう。
「ほら、人も多いしさ、一旦場所変なえい?」
「?別に変える必要があるとは思わないけど…まぁいいよ。」
それではと席から立ち移動し始めると、勿論すんなり行けるわけがなく、早速引き留められる。まぁ確かに、学内二位の副会長と、突然クラスメイトになった英国出身の超絶天才美少女とがいきなり人目のつかない場所へ行動しようとしてたら怪しむのは当然だろう。
「ん~?どこに行くのかなお二人さん。特に奏、今お前から誘ってただろ。まさか初日で抜け駆けしようなんて、かんがえてないよな~。」
怖い感じではないが、非常にネチネチしている。悪く例えるなら膨らますのに失敗して口の周りに付き、取りにくくなってしまったガムのような。もしくはキッチンの壁についた頑固汚れのような。とにかくそれくらいネチネチしている。しかも一人じゃなく何人も。さて、どうしたものか…
「別に移動の理由を話してくれればいいんだ。簡単なことだろ?まぁ事と次第によっては厳しい処罰があるかもな。さぁ、人目を避けてまで話したいこととは何なんだ!移動の理由を言いたまえ!」
—————あ!
「それを言ったらシャーロットにもばれちゃうだろ?だから今は言えないんだ!じゃね!」
「なー!逃げるなコノヤロー!つーかもう呼び捨てにしてるし!初日で抜け駆けしようとしやがってー!待ちやがれー!」
恨みを買うことが決定しただろうセリフを吐いていき、シャーロットを連れて、猛ダッシュで逃げて行った。頑張って追いかけてきている様だが、追いつかれることはないだろう。さて、人目のつかない場所と言えば—————あそこだな。
大門力
生徒会の広報。運動が大好きで多少脳筋なところもあるが、学内順位は5位。生徒会と陸上部を兼部しており、陸上部では部長をやっている。陸上だけでなく、スポーツ全般がプロ並みにできるため、競技を問わず、様々な事務所やプロスポーツチームから、既にスカウトが来ている。学年は生徒会唯一の3年生。髪型は暗め茶髪のツーブロック。
佐々木聡英
生徒会の会計。学内順位はTOP3に次ぐ4位。天才でこそないが秀才で、生徒会の中では誰よりも努力家。特に理系に強く、数学オリンピックで優勝したことがある。誰も解いたことのない数式を解くのが夢。生徒会のメンバーのキャラが濃いため、普段は場の収め役になることが多い。学年は2年。髪型は青みがかった黒色のセンターパート。眼鏡をつけてる。




