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怖いの境界線。  作者: むら。
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地縛霊。

今日もクタクタだ。正直会社を辞めたい。

私は今年48になる不況の煽りで長年勤た会社を解雇され新しい職場で辛い事ばかり。家庭もあり辞める訳にはいかない。明日は土曜日で休みだから今日は頑張れた。しかし人間関係は最悪で月曜日がまた来ると思うと憤りを感じる。

普段呑まないが今日は酒屋で缶ビールを買い電柱の下で蹲ってしまった。

ふと隣を見るとサラリーマン風のスーツを着た地縛霊がいる。私は話しかけた。「お宅も仕事に疲れて死んでしまった口ですか?」

霊「まぁそんな、所です。私は40で転職しましたが塩が抜けないっていうんですかね、前職で部長だったもんで20代の子が上司なんて無理でしたよ。私が亡くなればローンもチャラになりますし。とにかく疲れてしまったんですよ。」


「わかる!わかりますよ!私も会社の為に休み返上、サービス残業当たり前で身を粉にして働いて来ました。まさかこの歳でまた1からなんて想像もしてませんでしたよ!」

霊「確かに死んで楽になりましたよ。でもね家族は家族には私は必要だったんですよ。仕事の変わりはいても父親の代わりはいないんですよ。それを死んでから気づくなんて恥ずかし話しですが。

もし貴方にご家族がいらっしゃるならその人の為に生きるべきです。金、地位、名誉はひとが生み出したエゴでしかありません。

もっと楽に生きていいんですよ。」


私は気が付くとボロボロ泣いていた。

「また、ここで話せますかね?」

霊「いつでもいらっしゃい。わたしは地縛霊ですから。」

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