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No. 46 押し付けてくんな!

「••••••最終試練?」



まだ何かやるのかよ。



「まだ何かやるのよ。ダンジョンなんだから当然よね」



「何故に?」



何がどうなって当然なんだよ。



「ダンジョンの際奥でボス戦っていうのは当たり前でしょう?」



なんでやねん!

誰だ神器にそんな知識与えた奴は!



「私の前の契約者ね」



誰だよ前の契約者さんは!

いや、もう誰でもいいが、はた迷惑なことしやがって!

てか、ボス戦!?

BOSS戦!?

オレ、死んじゃうよ!



「何でそんなに荒ぶってるのよ。こういうの、人間は”お約束”って言うんじゃなかったの?」



お約束でもテンプレでも!

はた迷惑なことに変わりない!

ゲームと現実は違うんです!



「ま、そんなことはどうでもいいわ」



オレの前に降りてきたアダマスが肩を竦める。



「あんたが何を言ったところでやることは変わらないんだから」



抵抗するだけ無駄だってことか。



「そうよ」



そうか••••••。

さっきから会話が楽だな。

オレ、特に喋ってないじゃん。



「このままじゃ無口キャラになっちゃうよお兄ちゃん」



じゃあ、オレに喋らせてくれよ。

お前らがオレの心を読みまくるから口を出す機会が無いんだろうが!



「あー、そう言われると辛いわね。そっちの子と違って、私は読もうとしてるわけじゃ無いし」



「わたしは••••••お兄ちゃんの心を読むことを強いられているから」



「アダマスはともかく真冬は絶対嘘だ」



心を読むことを強いられているってなんだよ。

意味不明だ。



「ああ、そうそう」



アダマスが右手を上げる。

すると、上から何が降ってきた。

それは、形的には鳥籠のようなものだった。



「••••••閉じ込められた」



そして真冬が閉じ込められた。



「••••••どういうつもりだ?」



オレは、アダマスを睨む。



「そんな怖い顔で睨まないでよ。妹が大事なのはわかるけど」



「お兄ちゃんはシスコンだから当然の反応だよ」



うるさい黙れ。

随分と余裕そうだな真冬。



「ボスには一人で挑んでもらうわ」



「待て」



一人でボス戦だと?

それなんて無理ゲー?

オレのステータスの低さを知らんのか!



「安心しなさい。特別に私を使ってもいいわ」



イヤイヤイヤイヤ。

そんな馬鹿デカイ鎌差し出されても、オレに使えるわけが無いだろ。



「安心しなさい。使い方は頭に直接送っておくわ。••••••失敗すると頭が文字通り爆発するけど」



怖ッ!

え、何それ怖い。

てか、それ死ぬじゃん!



「あーもう、うるさいわね!男がそんな細かいこと気にしないの!」



「細かく無いわ!やめろ!鎌を渡そうとすんな!」



グイグイ押し付けてくる鎌に、必死の抵抗で触れないようにする。



「往生際の悪い••••••スキありよ!」



「あ!?」



触れちまった!

ヌオオオォォォォォ!!

何か流れ込んできた!



「成功ね」



頭を抑えるオレを見て、アダマスが満足そうにつぶやいた。












・お知らせ

作者の尺稼ぎの所為でおまけをやると時系列がブレる。よって、しばらくは後書きは無しだ。(by. リオン)



••••••と、いうわけでしばらくは後書き無しです。私の••••••私の頭が足りないばかりに••••••申し訳ありません。

(要略)いいネタが••••••思いつかなかったんだ!



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