放課後のお誘い
昼休み
(眠むい)
まず、そう思った
このまま時間になるまで寝ようかと思った時だった
「あ、あの.......」
誰かに呼びかける声が聞こえた
(睦月の声だな、ま、俺にはカンケー無いし)
「あの......」
また、誰かに呼びかける
そして、チョンチョンと横腹を突かれた
「のわっ!」
「す、すみません、けど返答が無かったから、その……」
「いや、俺こそ、その、悪い......俺に呼びかけてると思ってなかったから」
「えっと、大神さん、でしたよね?」
「名前知ってんなら名前呼べよ!」
「ごめんなさい!」
「で?俺になんか用?」
「あの、学校案内をしてほしくて......」
「......は?......はあああ!!??」
思わず大声が出た
教室にいる奴等がビクッと怯えてこっちをチラチ見てる
「えっと、ダメですか?」
(ダメも何もまずお前にキョーミ無いんだよ!)
とは言えるはずもなく
「......何で俺?」
と返した
「その、席は隣だし、親交も含めてお話が出来ないかなぁって思ってまして」
(敬語とタメが混ざってる)
「......他の奴等じゃダメなのか?」
「あなたが良いんです」
「......放課後な」
「ありがとうございます!」
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放課後
「では、案内お願いします」
「それは良いけど、どう、案内すれば良いんだよ?」
「方角や何時の方向にあるみたいな感じで教えてくれれば嬉しいです」
「分かった、ちなさ、何階から知りたいとかどこから見たいとかあるか?」
「出来れば一階から出来ると嬉しいです」
「一階からってここ、四階だぞ!?」
「無理ですか?」
「無理とかそーゆー事じゃねぇんだよ......ほら、行くぞ」
「あ、ま、待って!」
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「⎯⎯⎯⎯で、最後が俺等の教室な」
「すっごく分かりやすかったです、ありがとうございます!」
「あのさ一敬語止めないか?」
「え?」
「だって、別に上下関係じゃねーし、初対面じゃ無くは無いけど...... わざわざ敬語使う理由はねーよ」
「分かりまし......分かった」
「ん」
「それと、私の事は優希って呼んでほしいな」
「優希......なら、俺も月夜って呼べよ」
「え、大神じゃなく?」
「お前が俺のことを苗字呼びするのは変じゃねーかよ」
「それもそっか......月夜、ね」
「おお」
「これからも仲良くしてくれない?」
「気が向いたらな」
「それって、仲良くしてくれるって事だよね」
「はぁ?」
「ふふ...... あははは」
「何笑ってんだよ!ほら、帰るぞ!」
「あ、待って!」




