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3話 受難ホイホイ灰原くん

ウチのオジサンは恐ろしいほどに問題に巻き込まれます。一体何処の管理者の祝福なんでしょうね。


そんなことより来ていただいてありがとうございます。

 やって来ました!七織学園。

 

 絶海の孤島を一つを余す事なく改造して作られた人工島、来る途中の絶景は気絶してて見られなかったけど到着してから潮風を満喫したから良しとしよう。

 

 港からは様々な建物や店が見えるし、山を一つ切り拓いた場所には巨大な学校のようなものが聳え立っている。小、中、高校の全てを併合した巨大な学校だ。

 

 なんだろう......学園の横に宙に浮いた瓦礫とか明らかに普通じゃないのが浮いてるけど疲れてるから錯覚だろう。

 

 あっなんか爆発した。幻聴だな。

 

「ハッハッハ!今日も元気だなぁ若いモンはそうで無くちゃな!」

 

 そうか若いって凄いな。俺も前はあんなだったのかな......いやゴミ食って生きてたわ。異世界の若者って怖い。

 

「さて行くか」


 いつもなら先生に連れて行かれたりシロに担がれたりしているけれど先ほど研究室を下見に行くと2人で先に行ってしまったので少し新鮮だ。

 

 少し気合を入れて高等部の制服を正しす。

 

 今日は学園に赴いて手続きや説明を受けるだけでいいから少し街を見てから行こうか。

 おっ少し離れたところに公園あるな見晴らしも良いだろうし寄ってくかな。

 

 この時の俺に言いたい。バカな考えを止めろどうしてお前は軽率な動きしかできないんだ馬鹿者め と。

 

 本当だね未来の俺、でもさコレはムリじゃない?。

 

 目の前に立ち塞がる金髪の1人の少女、顔に笑顔が浮かんでいるが目が笑ってない。

 

 あれもコレもアイツのせいだ。よく見てなかったけどあの少年。

 

「スマン!ミスった! 後で基地で会おう!」

 

 なすりつけられたよね。何処だよ基地って。

 

「私の前に立ちながらも逃げない......なるほどアレが無駄に自信があったのはそう言う事ですか」

 

 どう言う事ですか。

 

「安心してください、いま大人しく場所を話せば多少は加減しますよ」

「いや俺は関係な」

 

 閃光

 

 無意識だった。わずかに体を傾けていた。

 

 頬が焼けるように熱く。背後で何かが爆発しているのが確認する事はできない。

 

 少女が指をコチラに向けている。

 その意味を考える前に指先が光り始めた。

 

「まぐれは続きませんよ」


 間髪入れずに閃光が瞬く。

 

 スイッチを切り替える。

 

 傘を開いて閃光を防ぐ。

 

 一撃で崩壊したが防げないわけではない。

 

 まさか防がれるとは思って無かったのか少女が驚きに目を見開いた。

 動揺して様子見してくれないか?あわよくば冷静になってくれると助かるが。

 

「まさか防ぐとは......良いでしょう 全力で相手しましょう」

 

 あっコレはダメな奴だ。

 

 少女の両手の指先10本から光が溢れる。

 

 それは反則じゃないかな?

 

 防ぐのは悪手

 

 ミスれば即死

 

 震える足よ動け。敵の指の向きから軌道を読め、でなければ死ぬぞ。

 

「反省しなさい」

 

 先ほどとは桁の違う閃光が迫る。速度は先ほど見た。

 

「避けた!」

 

 全てが着弾する瞬間に傘を振い最低限の光弾を打ち消し少女へ肉薄する。

 

 拳を軽く握り唖然とする少女の顔へ

 

 ......待て女の子を殴るのってどうなんだ?濡れ衣だけど別に彼女も騙されただけだし、それで拳を振り上げるのも大人気ないのでは?。

 

 あっ待って完全に思考が邪魔した。

 

 勢いよく突き出した拳を強引に方向を変えたから足がもつれ盛大に転んでしまう。

 

 あわや少女と激突そしてラッキースケベ、などとはならない。そもそも異能力者が全力で転んだら末路はひとつ。

 

 海辺の公園、転んだ異能力者、海が綺麗だよね。

 

「うああああああ!」

 

 //////////

 

「どうしてキミは目を離すとトラブルに巻き込まれるんだい?」

「濡れ鼠 新品の制服が勿体無い」

「いえすべて私に非があります 灰原さん申し訳ありませんでした」

 

 先生にシロに金髪少女の『黄葉 ミリシア』。

 そして正座させられている俺。

 

 あの後は着水した後直ぐにミリシアに助けられて、絶好の機会で攻撃しなかった理由を聞かれ説明したら誤解が解けてせめてもの償いと学園まで連れて来てもらったのだ。

 

 その時の2人の顔は思い出したくない。

 

「大変申し訳ありませんでした! 学園生ではない事に気付かずに能力を使ってしまうなんて......灰原さんが強かったから良かっただけで最悪は殺していたかもしれないのに」

 

 説明された事だがどうやら学園で契約を交わすと制服には致死攻撃を軽減する防御能力が付与されているらしい。だから学生間の戦闘では死人は出ないとのこと。

 

 それを差し引いても物騒な事言うねキミ、普通に貫通するレベルの威力だったよ。

 

 でも強いって褒められたから許せちゃうよね!。

 

「濡れ鼠がほざいてる」

 

 手加減してくださいシロ様。

 

「え? 申し訳ありません! 確かに言い訳になってしまいますね」

 

 違うんです!この人たちが勝手に読心してくるだけなんです!。待って消沈したまま出て行かないで!。

 

「さぁ灰原 コッチで手続きはしておいたから明日から勉学に励みなさい」

 

 はい......心が痛いよ。

 

「あと不甲斐ない戦いをした罰です シロ 灰原と組み手をしなさい」

「らじゃー 広い所に行くぞ灰色」 

 

 あぁ今日が俺の命日かな。

ご読了ありがとうございます!

ついでにシロがいる+5分以内なら頭吹き飛ばされたぐらいじゃ死にません。それほどにシロは灰原の体の構造を熟知しています。

ちなみに組み手も同じで的確に灰原の動きを読んで関節を壊して来ます。怖いね


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