表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇ガチャ、異世界を席巻する  作者: 白井木蓮


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/83

第六十四話 極パック実装

 新ガチャ実装に伴い、地下一階格闘場の報酬を見直すことになった。

 これが最近の一番の悩みだったんだ。


 登録ランクごとの参加料金と報酬は以下の通り。

 Fランク:銀貨五枚、初級金ガチャ券一枚&初級銀ガチャ券二枚

 Eランク:銀貨十枚、初級金ガチャ券二枚&初級銀ガチャ券四枚

 Dランク:銀貨二十枚、初級虹ガチャ券一枚&初級金ガチャ券三枚

 Cランク:銀貨五十枚、十連ガチャ券一枚

 Bランク:金貨一枚、十連ガチャ券一枚&銀ガチャ券一枚

 Aランク:金貨三枚、十連ガチャ券三枚&銀ガチャ券三枚

 Sランク:金貨十枚、金ガチャ券&銀ガチャ券五枚


 Dランク以下は初級、Cランク以上は中級になるだろう。

 そして新たにSランクを作った。

 Aランク以上は上級と呼んだほうがいいのかもしれない。

 自分より下位ランクに挑戦する場合は倍の料金というのは変わらずだ。


 ただ今回からパーティやソロに関わらず参加料金は同じにした。

 もちろんどちらの場合も報酬は同じだ。


 モンスター側も上級ボスに声をかけている。

 だがそうなると上級ボス用のガチャも用意しなくちゃならなくなる。

 この間中級ボス向けのガチャを設置したばかりなのにだ。

 ガチャレーンは防具ガチャで使う予定だったのが余っているから問題ない。


「えっ!? 新ガチャなの!?」


 パンダが驚いている。

 先週に小動物パックを実装したばかりだからな。

 今までのペースから考えたらこんなに早くガチャが追加されるなんて誰も思ってもみないだろう。

 もちろん俺だってつい先日までは考えてすらいなかった。


 というかやっぱり今日も来たか。

 相当寿司が気に入ったようだな。

 この二日間はなにを食べてたんだろうか。


「極? 極スライムパック? 金貨一枚!?」


 新しく実装されたのは極スライムパック。

 出現モンスターは九種類。

 スライムパックⅡのモンスターの強化版だ。


 強化内容は武器や防具との配合によるパワーアップ。

 サクラの配合が上手くいったことから俺がレファに提案したんだ。

 余っている装備品を有効活用するためでもある。


 試しにスライムと配合してみるとそれが大当たり。

 大幅なステータスアップが見られたんだ。

 さらに倒されたときには配合されている装備品をドロップする。

 冒険者も嬉しいはずだ。


 極ヒールスライムは初級ガチャの魔道士系の金箱装備品を配合。

 提供割合は六%。


 極アイススライム、極ファイアスライム、極サンダースライム、極ウインドスライムは初級ガチャの金箱装備品をランダムに配合。

 提供割合は各十五%。


 ハズレ枠としてワンランク下の極ブルースライム、極オレンジスライム、極ポイズンスライムは初級ガチャの銀箱装備品をランダムに配合。

 提供割合は各十一%。

 ハズレといっても中級レベルの実力はある。


 そしてなんといっても目玉は極メタスラーだ。

 防御力を高めるためになんとミスリル防具を一種類配合。

 それに加えてランダムに杖も配合してある。

 提供割合は一%。

 虹卵にふさわしい商品だと思う。


「極メタスラー欲しすぎる……」


 パンダも気に入ってくれたようだな。


「……えっ!? 極小動物パック!?」


 新しいガチャは極スライムパックだけではない。

 先週追加したばかりの小動物パックの極版だ。

 こちらも強化内容はほぼ同じ。


 目玉となるのは極ドワーフラビットで、ミスリル装備のどれかを配合。

 提供割合は一%。


 極ヒールスライムは極スライムパックのものと同じ。

 提供割合は六%。


 極ハリーネズミン、極モモモモンガ、極コウテイハムスターについては初級ガチャの金箱装備品をランダムに配合。

 提供割合は各二十%。


 ハズレ枠の極スライムたちは同じだが、提供割合は違って各十%。


 そして準目玉商品と言えるのは極ガナッシュリクガメだ。

 鋼装備を配合してあり、元々の防御力の高さがさらに際立つことになった。

 提供割合は三%。


「これはヤバい……欲しいけど……金貨一枚かぁ」


 中級ボスにとって金貨一枚は高いだろうからな。

 それにボスより強いかもしれないぞ?


 ……まぁこのパンダは昇格して上級ボスになったからその心配はいらないんだけどな。


 普段の真面目な功績と魔剣を二本提供した件で昇格に値すると判断されたらしい。

 モンスターの昇格はかなり珍しいことなんだってさ。


 今までは生成後のモンスターを急に強くする方法がなかったからな。

 それが今では配合でやりたい放題だ。

 そのうちモンスター同士を配合しそうだな。


 今のパンダには中級ガチャの銀箱相当の装備品が二つ配合されている。

 それも魔道士系の杖とローブが。

 見た目からして魔道士みたいになってるな。

 配合で見た目が変わるタイプと変わらないタイプがあるらしい。

 スライムたちは変わらないタイプがほとんどだ。


 このパンダの配合は昨日レファ直々に行われたそうだ。

 パンダはレファを見てすくみあがっていたらしい。

 やはりレファは特別なんだろう。


 それとは別に報酬として金貨五枚が送られたそうだ。

 だからこの新ガチャもすぐに回せるはず。


「そうだ! 先に格闘場の報酬を確認してみよう」


 さすが頭のキレるパンダだ。


「マドラーナさん! こんばんは!」

「あら、こんばんは。昨日はお疲れさまでした」

「いえ、ありがとうございました! あの、新しい報酬教えてください」

「はい、こちらですよ」


 登録ランクごとの参加料金と報酬は以下の通り。

 Fランク:銀貨三枚、スライムパックガチャ券二枚

 Eランク:銀貨五枚、スライムパックⅡガチャ券一枚

 Dランク:銀貨十枚、小動物パックガチャ券一枚

 Cランク:銀貨三十枚、小動物パックガチャ券三枚

 Bランク:銀貨五十枚、極パックガチャ券一枚

 Aランク:金貨一枚、極パックガチャ券一枚&虹ガチャ券一枚

 Sランク:金貨五枚、極パックガチャ券五枚&虹ガチャ券五枚


「ずいぶん変わりましたね!」

「はい。ご期待に添えられましたか?」

「えっ!? それはもちろんですが……生意気なこと言ってすみません」

「いえいえ。オーナーも褒めてましたよ」

「ホントですか? なら良かったですぅ」


 なにか要望してきたのなんてこのパンダくらいだ。

 結果的にはプラスにしかなってないからいいんだけどな。


「それよりこの極パックガチャ券はどちらにも使えるんですか?」

「もちろんですよ。虹ガチャ券もお好きなガチャにお使いください」

「となるとAランクが狙いどころかなぁ」

「戦術を練って明日に備えてくださいね」

「はい! とりあえず今日は一回だけ回してみます!」

「それがいいでしょう。それよりお寿司食べますか?」

「あっ! そうでした! お腹減ってたんです!」

「今日は昇格祝いに私からのプレゼントです」

「えっ!? いいんですか!? ありがとうございます!」


 ……俺が聞いてること前提で話をしてるよな?

 でも俺も魔剣や聖剣のお礼にそうするつもりだったからな。

 パンダの要望に応えてやろうではないか。


 俺はマドラーナが転送用のカウンターに近づいたのを見計らって料理を転送した。


「こちらをどうぞ」

「笹の葉じゃないですか! 本当に作ってくれたんですか!?」

「はい。特別ですよ」

「わーい! ありがとうございます!」


 パンダは料理を受け取ると走ってテーブルの席についた。


 ただの寿司を笹の葉で包んだだけなんだけどな。

 ……中身を見ずに笹の葉ごと食べた。

 さすがパンダだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ