一目惚れ2
『うわっ!!かっこいいーっ!!』
悠里の指差した先にはあたしのタイプの男の人がいた。
『でしょーっ!!もじかっこいいもんっ!!』
『ってかー悠里どっちがスキ?!』
『悠里はー右の前髪長い人☆麗奈美はーっ?!』
『あたし・・・左のウルフで茶パツの人☆』
『ねぇ 麗奈美ー近くまで行ってみようよ』
『うん!行く行くー!!』
と言うことで階段からおりて来た2人をねらって
今日は名前だけを見ようと思っていた。
『悠里っ!!来たよっ!!』
『うん・・・。』
そう言いながらあたしと悠里は廊下を歩いた。
そして・・・すれちがった。
あたしはすごくドキドキで下をむいてしまって・・・一瞬だけちゃんと見れた。
『ねぇ・・麗奈美っ!!ちゃんと名札見た?!』
『うーん・・・。一瞬だけね・・・。小田って名字だった。』
『名前見てないの?!』
『ってかー見れなかったー。さいやくー!!』
『悠里は見たよ。ちゃんと☆原田 翔って書いてあったー。』
『バカかっこいいよね☆』
『まぢやばいもんっ!!』
『悠里・・・あたし多分・・・あの人に一目惚れした。』
『麗奈美まじー?!あつぃもかもー。』
そしてあたしと悠里は、その日から恋をした。
毎日毎日わざわざとおらないような場所をとおってまで
あの人を見て、クラスも調べたり、そうじ場所も見つけて
わざわざとおるフリしてガン見したりした。
そんなあたしと悠里の行動はストーカーだった。
でもあたし達はそれでも良かった。
あの人を好きな気持ちは誰にも負けないから。
毎日毎日楽しい日々が続いた。
毎日学校に来るのがあの人を見に来るようなモノだった。
そして気づけばもう明日から夏休み。




