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第25話 【追憶】戦争と貧困のはじまり

カムラが生きた時代よりもずっと昔、

ガンガラ大陸よりもずっと北の

草原に、西方の地からやって来て

自らを高貴な民族と名乗る放牧の民が暮らしていました。

彼らは鉄製の武器と馬の扱いに長けていました。


彼らは先住代々、

強さこそが正義だと教えられ

育てられてきました。

村人同士の揉め事が起これば、

鉄のナイフを使い命懸けの死闘をし

勝った者の言う事に従うという厳しい掟があったのです。


彼らには力こそが絶対でした。

武力に長けた村の権力者の独裁的な

やり方に意見する者、逆らう者はみな

奴隷になるか決闘を強制され、

決闘に負けるとその家族全員皆殺しにされました。


部族の村から命からがら逃げ延びて

新しい国を作る穏健派の村人も中には

いましたが、

村人のほとんどは、間違っていると

思いつつも、リーダーに従っていました。



カムラの生きた時代になると、

彼ら部族は武力によって近隣の民族を皆殺しにし、

一部の戦に才能のある者だけを捕虜に採りながら

カムラ達先住民※の住む土地まで南下し、

そして占領していました。

彼らはまた、免疫の無い風土病への感染を防ぐ為の隔離政策などと

自分たちを正当化する都合のいい口実を並べ、

肌の色の違う

先住民の人々を平気で殺したり、

まるでゴミのように扱ったりしていたのです。


しかし、そんな彼らの中にも

先住民との平和な共生を望む人達だって

たくさんいたのです。


以前のアミュリタの両親の様な、

以前の……。

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